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新橋演舞場へ行く途中、岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」に寄った。 1月14日と15日は「いわて久慈まるごと農林水産物フェア」をやってて、各日先着150名に、久慈産のあわび、うにが入った久慈市漁業協同組合特製「いちご煮」のお振る舞いをしてはったので、ありがたくいただいた。 半分以上食べてからあわてて写真を撮ったので少なく写ってるけど、たっぷりあっておいしかった。 新橋演舞場「初春花形歌舞伎」は、海老蔵さんの通し狂言「壽三升景清」。 ロビーには、恒例の大きな羽子板。今年は、富士山に矢の根。 舞台には、平成16年の海老蔵襲名披露興行の時にも使われたという、十二世市川團十郎の描いた海老と「壽三升景清」と書かれた引幕が飾られてる。 景清が登場する「関羽」「鎌髭」「景清」「解脱」の見どころを組み合わせて、この順番で1つの物語にしてある。 発端第三場 魏の国張遼館の場が「関羽」。ストーリーはようわからんかったけど、白馬に乗った海老蔵さんの景清関羽がかっこええ。 序幕第一場 山崎の里鍛冶屋の場が「鎌髭」。獅童さんの猪熊入道が、大鎌で景清の首を切ろうとするけど、景清は不死身の体になってるのでびくともせん。でも、自分から縄にかかって、猪熊入道に引かれて花道を行く。 第二場が、「景清」。 芝雀さんの阿古屋が、雰囲気があってとっても素敵。琴を演奏してはった。 獅童さん、今度は畠山重忠。 花魁道中で六波羅に向かうことになった阿古屋。 「壇浦兜軍記」のパロディみたいになってて、市蔵さんの岩永が連れてる竹田奴6人の顔は、ふなっしー、ドラえもん、福笑い、壽など。 竹田奴が阿古屋の同輩の傾城たちに教わって、提灯持ちや傘持ち、肩貸し、たばこ盆とキセル入れの箱持ちなどのお稽古をするんやけど、常に体がゆらゆらしてて、なかなかうまくいかん。 「今でしょ」や「なっしー」のセリフも登場して、おもしろかった。 結局、岩永が露払いの金棒引きをやることになり、花魁道中。 牢破りの前に畠山重忠と景清の問答があったんやけど、これは途中記憶が飛んでる。 長唄、大薩摩に上妻宏光さんたちの津軽三味線も加わっての牢破りの大立廻りは、躍動感があって迫力満点。 牢屋の梁と荒縄で「三升」も作るタテも。 舞台に9mの巨大な伊勢海老と成田屋の紋が現れて、その前に置かれた鏡餅の上に乗って海老蔵さんが大見得を切る。 初ニラミもあって、お正月らしいなあ。 大詰の「解脱」の前に「三升席」が設けられた。 舞台の左右に毛氈が敷かれ、各14席、計28席のお座布団が置かれてる。 そこにお客さんが座っていく。 「解脱」のみ約15分間を観劇する三升席は、2,000円で販売されてた。 申し込めばよかったなあ。 真っ暗な場内の中、花道から年老いて腰の曲がった景清がゆっくりと出てくる。 上妻宏光さんの津軽三味線ソロもあった。 景清が吊鐘の中に入り、再び鐘が上げられると、解脱した若い姿の景清が登場。 蓮華の散るなか、幻想的な踊りとなった。 幕が下りて、急いで舞台のそばに行って蓮華をいただこうと思うたら、係りの人が、これは「三升席」の人だけの特典ですっていうて取らしてくれなくて残念やった。 この舞台、何年か後にまた観てみたい。 新橋演舞場 初春花形歌舞伎 通し狂言 壽三升景清(ことほいでみますかげきよ) 発端 第一場 石清水八幡宮の場 第二場 岩窟の場 第三場 魏の国張遼館の場 (関羽) 序幕 第一場 山崎の里鍛冶屋の場 (鎌髭) 二幕目 第一場 都清水五條坂花菱屋の場 第二場 都六波羅大牢の場 (景清) 大詰 解脱の場 (解脱) 悪七兵衛景清 市川 海老蔵 阿古屋 中村 芝 雀 猪熊入道/秩父庄司重忠 中村 獅 童 梶原源太 中村 萬太郎 梶原妹白梅 坂東 新 悟 尾形次郎 大谷 廣 松 うるおい有右衛門/岩永左衛門 片岡 市 蔵 花菱屋女房おさく 市川 右之助 源範頼 市村 家 橘 仁田四郎 大谷 友右衛門 鍛冶屋四郎兵衛実は三保谷四郎 市川 左團次
京人形 日蓮 六月大歌舞伎 2021年06月24日
3回目 桜姫東文章下の巻 六月大歌舞伎 2021年06月24日
人情噺文七元結 令和3年6月歌舞伎鑑賞教室 2021年06月15日
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megumegu001
旅をしたり、おいしいものを食べたり、きれいなものを観るのが好きです。 国内の都道府県はすべて訪れました。 海外はアジアを中心にまわっています。
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