図書館で借りた本。
土の中の子供 中村文則著
第133回芥川賞受賞(平成17年/2005年上半期)
なんともおそろしい本やった。
「土の中の子供」
ここまでひどい生い立ちがあるのかと。
痛めつけられても、自分で傷つけてもその生命力は失われることがないばかりか、かえって強くなるような。
「蜘蛛の声」
これは何かの拍子で私にも起こるかもしれないと思えた。社会との関わりをすべて断ち切り一人になりたいと。
蜘蛛との会話は、取り調べを受けてやってないのに自白してしまう状況を思い浮かべてしまった。
おそろしいけど、著者の他の本も読んでみたくなる。
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