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観たかった映画。事故のせいで記憶が8時間しかもたない博士。そんな博士の元に、シングルマザーの家政婦がやって来る。最初はとまどうが、数式に魅せられて子供のように振舞う博士に好感をもっていく。そのうち子供も、博士の家に来るようになる。毎日『君の名前は?』と聞かれ『ルート』とあだ名をつけられる。『ルート』は博士を好きになり、やがて自分も数学の教師になる。博士が教えてくれたもの、それは数学の面白さはもちろん、人としての優しさだったのかもしれない。博士は自分が誰なのか分からなくなってしまう。毎回、孤独になる。それは記憶のある私達には、計り知れない孤独だろう。だからこそ、孤独を知っているからこそ、優しさが、さりげなく出会う人に伝わるんだと思った。
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