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星の髪飾り

星の髪飾り

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2006/03/25
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            ~車窓から見えた風景~

 スタンバイ  新入りの努力  痛い視線   戦場のランチタイム

 新しい仲間達  サークルリーダーのもう一つの顔  悲劇

 癒される笑顔  続く関係の法則


            ~今後の停車予定駅~

 カーブミラー  衝突   真夏の休憩室   偏見   ヒーロー

 デートの下見  若者達の行き場所  ・・・他・・フィナーレ。



  その扉の向こうは、幻想と温もりが奏でる不思議な空間だった。

低い天井から照らされる小さなスポットライトは、カウンターに置かれたグラスを

映す。 そして目に入った”GUINNESS”と言う文字。

  大きなスポットライトは広すぎないステージを照らし、置かれた楽器が

目に入る。 ピアノの上にはピンクオレンジの魅惑的なスタンドが静かに座り

その灯りは鍵盤をたたく「魔法の指」を再現する。 

  背中に粋な男の人生を背負い、10本の指に血流となって伝わる魂は熱く、

その音色に酔わない者はいない。 ・・・・小野氏


  軽快なリズムを自在に操り、闇を打つスティックの音は都会の夜の

人の流れのように、不規則な鼓動で曲を引き立てて止まない。・・・内田氏


  はにかみと知性のアンバランス、黒いストライプのシャツがライトに映ると

ギターを弾く彼のセンスと魅力が輝き放ち、心を酔わせてくれる。・・恵島氏


テーブル席に一体となって集った仲間は、そこに加わりながらサックスなどを
奏ではじめる。 若者のジャズは小粋で、憎い程ステージを盛り上げる。
「ステラ バイ スターライト」・・耳で聴くより躾で聞く、自分の肌の色や
背丈に合わせて無理なく聴けるのがまさにジャズだ。

 真夜中のダイヤモンドは騒然とした大都会のビルの谷間で、行き着く所に
集まった技と感性で、ネオンに埋もれる事なく輝き続ける静かなる原石だった。


 (ご乗客の皆様へ  明日26日より29日までアルプスの見える地方に
 行って来ます。 留守の間、未来線を宜しくお願いします。 次回は30日)

              続く
                        2006年3月25日                             恵 香乙





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最終更新日  2006/03/30 08:16:35 AM
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