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撮影しっぽ2さん 地下鉄の窓の黒 ガラスに映る俺がいた ガラスまでの距離と同じだけ向こうの俺 黒いトンネルに動画が去った ストップ ストップ 走る闇で 「私をみつけて!」 描かれた黒の中の風景 見逃すものか 赤坂見附 シルバーメタリック点滅 着信あり 「from 流れ星」 優しい指先が宙を舞った 「夏海です。 四ッ谷方向に・・・」 「わかった」 慣れない指が それでも必死に四文字にいく 冷ややかに慣らされたはずの携帯が 君と唯一つながっていく唇に変った 笑ってくれ! 彼女の裏切りを知った物体に つり革ほどの物体に 俺は今 心臓をつくり 片時も離せない君を閉じ込めた そうして 彼女を許しながら 俺も君に会いにいく 「たとえばね! 」 君はホームで突然言った 丸の内線の頭が見えた時 れいの熱風がふたりを遮った それでも 君は 「イブを待ちきれないイルミネーションが・・」 突飛がはじまる 癖になる 未知と魅惑 「あの頃は他人だった・・・そうでしょ? 」 俺のポケットに紛れ込んだ君の指 汗がじわじわと おそるおそる 絡みに戸惑いながら 触れるより強く 握るより優しく 戯れた 地上への階段 ふたりの階段 「あのね・・・」 俺が言えない そいつを 無神経に 無邪気に まるで心を片つけようと 君は俺が困るほど 言葉の連打で響かせる 復活した携帯のいきさつ 息を切らせながら 指を絡ませながら・・・ 俺は頷く間も 与えられずに それもこれも 君の計算なのか 揺さぶりをかけられながら 時の悪戯に 出会いの神秘に 未だ夢か 現実か 問いながら 俺は微笑む夜景に肩を寄せ 歩く 同じ波長 同じ傷 同じ匂い どこか懐かしい声 懐かしい温度 揺れる髪 しなやかな肩 透き通った声 見上げる瞳の悪戯に つかまった俺 街が許す ネオンが微笑む ブレーキの赤 信号の青 夜空に向かうビルの白 誘惑のオレンジ 地下鉄通路 すれ違い 振り向き 車内 ドア横の銀の手すり 見つけた背中 泥酔した男 落ちた階段 膝を抱えた君 090 夏海 NATUMI なつみ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・香乙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 一週間の大好き! 1. 励まし 2. 迅速 3. 配慮 4. 東京タワー 5. 水しぶき 6. 自分の滑走路 7. その道のプロ イブを待てぬイルミネーションが肩をたたく 結果はスタート はじまりのホイッスル!! 自らの力だけではできぬ不可能を叶えてくれるもの 時の悪戯にはまった私とギアを合わせた「ひたむき」 単数&複数 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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