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テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:真珠腫性中耳炎のこと
今日のお昼頃家に戻り明日の10時には再び病院に戻らないといけないという短い
時間ですが外泊許可をもらって帰ってきています。 手術終了の報告にたくさんの方からメッセージをもらい本当にありがたい限りです。 術後も順調に回復していますが退院は10月13日の予定で早まったとしても 11日頃との事でもうしばらく入院生活は続きそうです。 簡単に入院生活の事を。 20日の午前中に入院しました。 すぐに直前の術前検査の採血、胸部X線、心電図を再度行いました。 午後から先生の説明。 まず耳の中の仕組みから始まりめぐっちの今の状態。手術を行うにあたって考えられる 危険性、後遺症などとても細かく詳しく説明をしていただきました。 そして手術は耳の穴の中から行う事に決定しました。 21日は特に予定も無くめぐっちと病院の中をお散歩したり持ってきたおもちゃで 遊んですごしました。 そして22日に日付が変わった0時から絶飲食スタート。 朝どうしてもお茶を欲しがり口の中を濡らしたけど、めぐっちよく我慢したと思います。 手術は1時45分からの予定でした。 朝一番で耳の後の部分の髪の毛を剃毛しました。 その後入浴、診察をして部屋で待機。 1時頃に点滴が入りめぐっちは泣きつかれてそのままウトウト。 前の手術が遅れていて手術室に移動したのが3時過ぎでした。 ベットを移動して少し目を覚ましましたが何故か寝たふりをして再び目を閉じていました。 手術室はテレビでのイメージとは違いましたが手前に大きな部屋があって奥に何部屋か 分かれているようで手前の部屋に入る所で家族とはお別れ。 終わるまでは病室で待っていました。 6時過ぎに手術終了の連絡がきて看護師さんと一緒にお迎え。 部屋から出てきためぐっちは頭に包帯を巻いて麻酔が覚めてないので身動き一つせず 眠っていました。 めぐっちを寝かせたベットと共に主治医の先生、助手の先生と共に病室へ戻りました。 戻りながら先生から少し説明があり、 ・手術は成功した事。 ・先生も初めて見た形の真珠腫だった事。 ・一度の手術で腫瘍が取りきれた事。 ・神経、骨を傷つけづに手術ができた事。 ・聴力も元通りになる事。 を聞きました。そして部屋に戻って取れたばかりの真珠腫を見せてもらいました。 腫瘍と言ってもポロンと取れるものではなく針のような物でかきだすように取るんですが お豆腐のようにもろくてボロボロなってしまうらしく瓶に入った腫瘍はボロボロに崩れた 物でしたがかなりの量でした。 そして今後重要になってくるのが耳の穴の中のガーゼ交換らしく、執刀医、もしくは 助手の先生の元で様子を見ながら暫くの間ガーゼを交換する必要があるとの事でした。 手術当日はそんな感じで簡単に説明を受けて終了。 めぐっちは麻酔が覚めないのか朝まで眠って途中『耳が痛い~』と泣いて起きてもすぐに 眠ってしまう状態で痛がって眠れない事はありませんでした。 9時過ぎにはお茶も飲みました。熱が出たのが唯一心配だった位です。 翌日は頭の包帯が取れて耳にガーゼが当てられるだけでした。 めぐっちもすっかり元気になっていて食事も朝、昼のみお粥で夜から普通食になり 食欲旺盛。 手術の3日後の月曜日から耳の中のガーゼ交換が始まりましたが最初痛がっただけで その後は毎日泣かずに頑張っています。 先生いわく相当痛いらしいですが。 耳の中の状態も炎症を起す事無く順調に回復しています。 痛みもほとんど無いらしくて(軽い鈍痛のみ)体は自由に動かせるのでめぐっちは じっとベットにいる事もなくいつもフラフラしています。 売店へ行ったり図書室へ行ったり・・・。 こんな状態でまだ2週間近くも入院なんてどうしよう・・・、という私の愚痴に 先生が外泊許可を出してくれた訳です。 帰れると決まったら部屋へ戻りさっそくパジャマを脱いでウキウキ♪ でも家に帰ると落ち着くのか凄くいい表情で遊んでいました。 そうそう、今日の診察で先生に聞いた事。 めぐっちの真珠腫は先生もはじめて見た形と言っていましたが調べたら日本でも 海外でも論文も症例も報告が無く間違いなく 世界初でしょう との事でした。わ~い!!って喜んでいる場合じゃないんですがね・・・。 あと1年放っておいたら事態は全然違っていたようです。 私自身なんでもっと早く気付かなかったんだろう、って自分を責めた事もあったけど 先生は早く発見できたから良い結果になったんですよ、と言ってくれました。 改めて本当に良かった。 前回、前々回と日記のコメントのお返事ができてなくてすみません。 この日記のコメントも無理かも・・・。 でも皆さんのコメントは一字一句もらさず読んでいます。そしてたくさん励まして もらいました。本当に感謝で一杯です。ありがとうございました。 まだまだ入院生活は続きますがめぐっちにとって少しでも楽しく過ごせるように あの手この手で頑張っていこうと思います。 最後に、りゅう☆ですが全然会っていません。 旦那も私も。預けている以上仕方ないですが、めぐっちは毎晩寝るときに りゅう☆を思い出して泣いています。それを見ていると可哀相ですが今は 皆が頑張る時だと説得してます。 りゅう☆も姉の家に慣れて落ち着いてきた所なのでこのまま乗り切って欲しいです。 退院してすぐにりゅう☆を迎えに行くのが今の一番の楽しみです♪ ※写真をUPするのは悩みました。女の子だし・・・。 でも普通の3歳児がしない頑張りをした事を隠さず報告したくてUPしました。 めぐっち自身がこんなに辛い事も乗り越えたんだ、という思いで自信をもって これから成長していって欲しいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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