Persian & Basque

2005/07/16(土)01:17

アドミラ開幕戦ギャラリー。

イラン代表(472)

「オーストリアのペルシャ帝国アドミラ・バッカーへようこそ。私が会長のマジッド・フィッシャーです」そんなフットボール・ムンディアル風の倉敷さんのナレーションが聞こえてきそうですが、右からAli Khalili(名前からしてイラン人でしょうか)とマジッド会長、モハジェラニGM、モフセニチームマネージャーが勢ぞろいした開幕戦での一枚です。今年こそ彼らはオーストリアの地で昨年以上の成果をあげることができるでしょか。 また昨シーズン引退した元オーストリア代表の右サイドバック、ミヒャエル・ハッツ(写真右)はアドミラのスカウトに就任したようです。怪我で出遅れた元代表の同僚ミヒャエル・ワグナー(写真左)と共に笑顔で写真に収まっています。 試合のほうは先日お伝えしたように2-1と惜敗しましたが、新メンバーの紹介も含めて画像つきで解説しようかと思います。 まさしく11人中10人を入れ替えたスタメンの中で唯一チームの生え抜きで去年からのメンバーである若手ダニエル・ウォルフ。 FKオーストリアで名声を築き代表にも選出されたロマン・ヴォールナーだがドイツ、ハノーファーでの挑戦は失敗に終わった。しかし彼はまだ23歳、老け込む年ではないはずだ。彼の双肩にはアドミラは勿論オーストリア代表の未来もかかっている。 開始16分で負傷したパニシュに代わり左サイドバックに入った元ハンガリー代表ドクターことアコス・フジ。彼はラザーギーとのポジション争いを繰り広げる事になる。 大型ボランチのホーヴァッツはシュタム・グラーツへ移籍した昨季のキャプテン、アダム・レドヴォンの穴を埋める事ができるだろうか。 トーゴ代表のCBエリック・アコトは190を越える長身を生かし古巣を相手にまずまずのプレーを披露した。 そして今季のキャプテンは元オーストリア代表&FKオーストリアの重鎮フレーゲルだ。全盛期ほどのスピードは無いが、若いチームに欠かせないキャプテンシーと落ち着きでアドミラを牽引してくれる事だろう。 3部落ちしたSCUから引き抜かれたマリオ・フェサラ-は期待に応えられずに若さを露呈した。しかし、シーズンが終わる頃には背番号4に見合った選手へと成長してくれるだろう。 大柄ながら豊かなスピードで右サイドを疾走するニーノ・ブーレは、この試合唯一のアドミラの得点を叩きだした。Jリーグ時代に決めたような強烈なヘッドにも期待したいところだ。 2失点は喫したもののマンデルは第一節のベストイレブンに選出された。代表では海外経験豊かなマニンガ-の控えだが、今季のアドミラの門番としては頼れるGKだ。 そしてこの試合で2ゴールを挙げ古巣のアドミラに手痛い恩返しを果たしたロランド・リンツはオーストリア代表の未来だ。彼とヴォールナーの2トップが見れる日も遠くは無いだろう。 といった感じで今季もマイナーなオーストリアのMAXブンデスリーガをペルシャ帝国アドミラ・バッカーを中心に追いつづけたいと思います。 一方、キャンプを行っているイラン代表国内組ですがサバvsアブ・モスレムのハズフィ杯決勝(サバ・バッテリーが優勝)に参加しているメンバー以外で練習試合でも行ったのでしょうか。左からキャプテン、ゴルモハマディ、ラハマティ、カメリ、バダヴィ、カゼミアン、モバリ、ボルハニ、アラヴィ、ザレ、バヘディ、ネコーナムとなんともフレッシュな面々ですね。新戦力のパスの元U-23代表DFハディ・シュクリも試したようです。ちょっと気になるのがフーラドと同じ23番を背負うモバリのソックスの上げ方。ザンディがげんをかついで膝まで上げているのはご存知でしょうが、その流行がザレにうつり、モバリにまでうつったんでしょうかね。バヘディにもうつりかけてますが。試合画像はこちらからどうぞ。 またイラン代表入りが噂されながらドイツのU-19代表に選出されたアスカン・デジャガーですが心機一転、ミランのジーダみたいな髪形になってますね。

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