イランの食事

イランの食事! 11月15日(金)

ホテルは朝食だけにした方がいい。イタリアレストラン、ステーキレストランなんぞの洋食レストラン、日本料理店は敬遠されたし。うまい分けないから。経験上。
郷に入れば郷に従え!ってのは、まるでイランに行った時に考えた諺だったのか?ウンッ??
とにかく、イスラム圏にはトン汁はない!(エッツ!当たり前だってェ~)
エヘン!モトエ!豚肉料理がないんだった。コーランに豚は食うな!と書いてあるらしい。
一番よく食べられているのはマトンだ。ご存知ですネ。
イラン人は外食するのが好きです。この外食で最もポピュラーなのが、チェロキャバーブなんです。(略してチェロキャバ)
チェロとはご飯、キャバーブとは焼肉を意味します。そしてキャバーブといえば一般的に羊の焼肉をさします。(ちなみに、鶏の焼肉の時は、ジュジェキャバーブと特定して言うようです。)
ところで、このチェロキャバ、まずは、30cm位のお皿に白米ご飯が盛られたものが出てきます。ご飯の一部は黄色いサフランライスになってたりします。そのご飯の小山のてっぺんには、羊の乳から作ったバターが一塊。人々はご飯の温かいうちに右手に持ったスプーンと左手のフォークで両方からすくい上げるようにしながら混ぜ、焼肉が出てくるもを待ちます。
かくしてバターライスが完成したころ、楕円形のステンレス製大皿に乗ったシシキャバーブが出てきます。
この焼肉には2種類あり、厚さ7ミリ長さ25cm幅6から7cm位のいわゆる焼肉と、クビデと言って、ミンチ肉に香草などを混ぜ込んだものを、五平餅よろしく串にくっつけて焼いた竹輪状の物があります。前者の方が上等です。
この大皿にはあと焼いて表面の皮が焦げたトマト、レモン、香草などが一緒にのっかっています。
あと、生のたまねぎのぶつ切りなんかも頼みます。飲み物はコーラが一般的。(他に、オレンジジュース、ノンアルコールビールなど)
焼肉はスプーンをナイフ代わりにして一口大に切り、トマトの皮を丁寧にはがしてつぶし、ご飯と混ぜ込んだりして、フォークを壁にして右手のスプーンにトマト汁入りバターライスを焼肉と共に載せて口に運びます。常に一緒にほうばるのです。そしてたまねぎをガブリ・・・・・・。
おぉ~何とまぁ美味!ホシマゼ、おいしいんです。これが!!






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