Kings of Convenience @ Zepp Divercity Tokyo, 6th June 2026
7月6日、Zepp Divercity Tokyoにて行われた、Kings of Convenienceの16年ぶりの来日公演に行って来ました。わたしの気がはやりすぎて15時に到着し、見事に誰もいませんでしたが、物販開始のころにはちらほらとお客さんが来はじめて一安心。オフィシャルサイト見ててずっと欲しかったTシャツがあったので2枚買いました。開場待ちの間に、物販販売前にちょっと姿を見かけていた方を見つけたので、思い切って話しかけてみる。日本人じゃないよなあと思ったら何とメキシコの方で、今日初めて彼らを観るのだと!ほかにもいろいろ同じような音楽聴いてる人で、開場前も、開場後もたくさんお喋りしていました。わたしのXのTLでは誰も行く人を見かけなかったので、大丈夫なのかなと思っていましたが、それは杞憂。始まるころにはけっこうな人が入っていました。そりゃあそうです、みんな待ってたんですよ。客電が落ち、二人の姿が袖から現れると、キャーではない、わあっというような、本当に嬉しそうなざわめきと歓声が響きます。二人とも雰囲気全然変わってない!素敵!!セットリストは新旧織り交ぜつつ、やっぱり彼らのベスト盤的な感じで。イントロが鳴るたびに、みんながうわあと声を上げて拍手をする。彼らがにこりと微笑む。そんなシーンの連続で、なんだかたまに胸がいっぱいになって目の奥が熱くなりましたね。どの曲だったかな、アーランドがガッツポーズしてたんです。そしたら、その後のMCで「これ難しい曲なんだよ、良く出来たからヨシっ!ってやっちゃったテヘ」みたいなことを言って、うわアーランド相変わらずめちゃくちゃキュートじゃないかと。この方の天真爛漫さは本当に変わってなくて、変なステップ踏んだりお客さんのノルウェーユニ借りて着ちゃったり(そのまま袖に帰ったけど返したの?)、急にジェスチャーで「すわって!」と言うのでみんな座り、盛り上がったところでジャンプ!…これデジャヴだな…Kasabian(もしくはZebrahead)じゃん!とわたしは友達とニヤつく笑。アイリックもちょこちょこお喋りしてくれて、Rocky Trailを誰かが生成AIで変な感じにアレンジしたのをネットにアップしてた?とかで。ぼくらがクレジットになってるんだけどそんなの…と苦笑していました。それと、彼が空港でバイトをしていたときに日本の首相が来たことがあって、オレンジジュース(だっけ?)を買ってこいと言われて買いに走ったんだけど、彼は1リットルのボトルを買ってきてしまって、500mlじゃないとダメだと言われて買い直しにまた戻ったとか、そんな笑い話も聞けました。一番下にセトリ載せてありますが、Toxic GirlからHomesickあたりまでの並びが個人的に悶絶もので、変な笑顔になりながら観ていました。私はアーランド側の端っこの一番前だったので、むしろアイリックの表情の方がよく見えたのですが、時折弾きながらアーランドをちらっと見上げるんですよね。その眼差しがもはやお母さんか何かのような包容力で、アーランドが跳ねまわってるときもふんわりと笑顔だったりして、ああ、この人がいるからアーランド・オイエは存分にアーランド・オイエやれてるんだなあと妙な感慨にふけりました。ご覧の通り、今回はベースとドラムありのバンド編成のアレンジもありました。これが新鮮かつ素晴らしくて!Versusに入っててRoyksoppがリミックスしてるI Don't Know What I Can Save You Fromなんて、素敵なソフトロックになってて、喉から変な声が出ました。本編最後のI’d rather dance with youが長尺のラテンの香りをまとったロックナンバーに変貌したのは、もう圧巻でした。アーランドがライト消してと言ったのでミラーボールのキラキラだけになった会場内に、彼の激情あふれるギターが鳴り響く。なにこれ本当にKOCですか!?という音でしたが、いやもうみんな盛り上がる盛り上がる。前の来日の時もけっこうなダンスナンバーになってたような記憶があるけれど、それをはるかに上回る熱気で、テンションが頂点でした! で、この日は当然W杯の話題になります。ノルウェーがブラジルに勝ったものですから、二人は(とくにアーランドが)超ご機嫌。ノルウェーユニを着ているお客さんもちらほらいまして、そのうちのおひとりに「それ貸してよ!」と言って借りたので、アーランドが↑のユニ姿になっているのです。ただ、このまま帰っちゃったので、あのユニは返したのかすごく気になります。笑静謐の空間から始まり、ロックに弾けて(本当のラストは静かでしたが)終わった久しぶりの来日公演。その場に居た人みんなが満足しきった表情でいるのを見て、やっぱこういうのがいいよなあとしみじみ思いました。セトリは撮らせていただきました。帰りは開場前にお話ししたメキシコの方と一緒に帰ったんですが、すごく感動していて、ホントに良かったねーと言い合いながらもOasisやRadioheadの話もして帰りました。