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カテゴリ:その他
今日は、部屋の掃除を半分ほどしました。片付けられない女として取材されないように、頑張っています。でも昔のロッキンオンとかNMEとか出てくると、ついつい読みふけってしまうのです…。
TVをあまり見ない私ですが、今日は久しぶりにTVの前にじっくり座って番組を見ました。 クローズアップ現代の太宰特集。別にどうという驚きがあったわけではありませんが、太宰の書き方がブログ口調に似ているというのには、ほおおと思いました。 その後、沖縄慰霊の日に関連したのでしょう、渡嘉敷島での集団自決についてのドキュメンタリーを。 手りゅう弾での自決がままならず、実の両親を、弟を、妹をその手にかけなくてはならなかった男性が、戦後64年を経てはじめて、そのときの様子をTVの前で語ったのでした。 沖縄や広島で、戦争に関するいろいろな資料は見ていたから、わかっていたことだったけれど、やはり衝撃が大きかったです。 その男性は、家族を殺してしまったという重荷を抱えてずっと生きてきました。周囲の人たちから避けられたりして、親しい友人もできずにいるのだそうです。 その胸中はいかなる思いなのでしょう。 痴呆の症状が出始めたその男性は、渡嘉敷島が見える老人介護施設の部屋で、申し訳ないという言葉と、人が死んで何が国のためだと、ぽつりと言ったのでした。無表情だった目に涙を浮かべながら。 ああ、ストップ。ストップ。 わかってます、戦争がいけないってこと。 わかってます。だから言わなくていいから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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