|
テーマ:最近観た映画。(40210)
カテゴリ:映画
M・ナイト・シャマラン監督の「トラップ」を観てきました。 予告がすごく気になっていて、友人には「口コミは微妙だよ」と釘を刺されはしたものの、やっぱり観なきゃ何も感想なんて言えないと思いまして。それにジョシュ・ハートネットが見たかった。 娘・ライリーを連れて超人気アーティストのレディ・レイヴンのライブにやって来た消防士のクーパー(ジョシュ・ハートネット)。娘が喜んでいるのを嬉しく思う彼ですが、なんだか会場の様子が変。やたらといる警察官にそこら中にある監視カメラ。なんでこんなに…と思うクーパーですが、それはすべて、今日この場所に現れるという情報があった「ブッチャー」と呼ばれる連続殺人犯を捕らえるためだった…!3万人の観衆の中からただ1人を見つけることはできるのか!? で、簡単に言えばその「ブッチャー」はクーパーなんです。当然、そんな風には、当初は見えません。イジメで辛い思いをしている娘を気遣う優しいお父さん。しかもイケメン(当然)。なんですが、会場の異様な警備を察知した瞬間に、その目が殺人犯のものに変わります(実は「獲物」をひとり、隠れ家に拘束中。スマホで様子を監視してる)。 何とか娘の目をごまかして逃げ道を探ろうと、いろんな手を使うんですが、それが実に鮮やかで巧妙!まさに息をするように嘘をつく男なんです。でも、こういう人、いるんですよね。息するように嘘をつくから、嘘をついてる自覚すらない人が。私の人生にもいました。そんなことを思い出してちょっと嫌な気分にもなりましたが、それはまあ置いておいて。 さて、クーパーのやり口ですが、物販のスタッフに自分の好印象を刻んでおいてからのスタッフパス窃盗、そしてうまいこと警官から無線を盗み(あり得ないけどこれが上手く盗むんです)、警察の動きは彼に筒抜け。その後はレディ・レイヴンの楽屋に招待され(これもクーパーの嘘のおかげ)、そのまま会場脱出!と思いきや、今度はレディ・レイヴンとのヒリヒリするやり取りが…! レディ・レイヴンとの対決あたりから、心臓がドキドキしっぱなしでした。展開も目まぐるしく変わっていくので、「え!」「え!?」「ええーっ!!」の連続です。 しかもラストは…こいつ、野に放たれちゃう感じですか?怖い、怖すぎる…!! レディ・レイヴンはM・ナイト・シャマランの娘であるサレカ・ナイト・シャマランが演じています。可愛い。劇中歌の作曲もパフォーマンスもすべて彼女によるもの。すごいですね。もうひとりの娘さんは「ウォッチャーズ」の監督してたはず。才能恵まれすぎ一家ですね。 あと個人的にいちばんの見どころとして推したいのは、ラスト近くでなぜかシャツを脱いで上半身裸になるジョシュ・ハートネットです。目の保養です。カッコいいです。なぜあそこで脱がせたのかはよくわかりませんが、あれで星1個分くらい増しです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.10 11:45:09
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|