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テーマ:洋楽(3463)
カテゴリ:音楽
![]() 昨年の最後のブログで取り上げたPatrick Duffブームはまだ私の中で続いていまして、やっと棚の奥の奥から見つけ出した、彼の所属してたバンドStrangeloveの2nd「love and other demons」を聴いています。すごいよ1996年のやつだよ…!国内盤の帯には「スウェードのブレット・アンダーソン&リチャード・オークス参加!!」って書いてあります。だからつられて買ったんだということは否定しません。StrangeloveがSuedeのサポートでツアー回ってたこともあったし、後にAlex LeeがNeilの代わりにSuede入りましたしね。Suedeとは関係の深いバンドです。 帯の煽り文句も時代を感じます。 「狂気を放ち哀愁を漂わせ、人々を飲み込む・全世界のポップ・ファンを震撼させる、英・フード・レコーズの最終兵器、パトリック・ダフ率いるストレンジラヴ、待望のセカンド超大作アルバム!」 ですって。こんだけ煽ってくれたらPatrickも本望でしょう。優しく鼻で「ふふっ」って笑ってくれそう。 たいていの人は私と同じじゃないかと思うんですが、「Beautiful Alone」がどキャッチーで良いです。SmithsばりのキラキラギターにPatrick甘め仕様の声がマッチしてて、ホントこれは名曲。 このBeautiful Aloneがこのアルバムのいちばんの目的だったんですが、この路線を期待して買った人は、きっと、1曲目でびっくりしたはず。私は絶句しました。一瞬、コンポ止めましたもん。 だってギターの歪み具合が尋常じゃないんですもん。その上、Patrickの声が怖い(苦笑)。地獄から響いてきそうな声。ホラー。「ヘイジーザス」ってほぼデス声で叫ばれたら、「あ、ヤバい人来た」って思っちゃいます。 そしてこの曲にはブレ兄さんとリッチがコーラス参加しているようですが、いったいどこなのかわからない。 でもね、これがだんだんとハマってくるのだから面白い。ギュインギュインいうあのギターを延々リピートしたくなるし、仮にこれをライヴで聴いたら発狂寸前になる自信があります。 「Sway」とか「She’s Everywhere」以降のナンバーは今のPatrickソロにも通じるような雰囲気かなと思います。やっぱり、彼のあのソフトな声はミディアム~スローなナンバーが似合います。ちなみに、She’s Everywhereはちゃんと兄さんがコーラスしてる声が聞こえますよ。 一言で言うなら「暗くてどん底」。 それがOKかどうかってことなのですが、私はOKな部類なので、このアルバムは時々聴きたくなるのです。Suedeをもっと暗くして引きこもりにしたらこんな感じになるんじゃないかと(暴論)。 声を大にして言いたいのですが、検索すると「Strangeloves」になってたり「Strange Love」になってたりします。 「Strangelove」ですから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.01.14 15:30:47
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