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テーマ:洋楽(3491)
カテゴリ:音楽
![]() これも今さらの話ですが、The Explorers Clubの2020年リリース「The Explorers Club」をようやく手に入れました。私は2008年の「Freedom Wind」、2012年の「Grand Hotel」、2016年の「Together」あたりまではリアルタイムで追いかけていたのですが、それ以降をまったく知らず、最近になってカヴァー集やB-sidesが出ていたのを知ったくらいです。 最初に聴いたときから「ビ…ーチ・ボー…イ…ズ!!!」な感じの衝撃を受けていましたが、そのキラキラな感じは全然失われていなくて、今日みたいに雪が降っているときですら部屋は夏です。笑 気分を夏っぽく盛り上げるメロは天才的ですよね。聴いた瞬間に脳内は常夏になるんですから、本当にこういうのってすごいと思うんです。私の貧相で頼りない記憶をたどると、Freedom Windはド直球のサンシャインポップ、Grand Hotelは少しレトロでメロウな雰囲気を増した感じ(イメージ的にProcol HarumのGrand Hotelに近いと私は思ってたりします)、Togetherで古き良きカリフォルニアに帰ってきて、今回はもっと突き抜けてキラキラで、またしてもビーチ・ボーイズに戻ってきたハーモニー…という感じかなと。個人的感想。 つまりは、何をどう聴いても気持ちいい、これぞ夏!夏じゃなくても夏!という、ネガティヴを吹き飛ばしてくれるメロディしか詰まっていません。 これを流して目を閉じていると、なんか面倒臭いことはどうでもよくなってきて、どうにかなるんじゃないかという気持ちにさせられます。そんな力のある音ってなかなかない。力はあるけど、そこに至るまでにいろいろ考える工程が必要なサウンドは、時々しんどくなるんです。でも、彼らの音はそんな工程もいらないし、その音だけで気持ちを軽くしてくれる。最高ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.03.05 20:43:32
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