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テーマ:洋楽(3574)
カテゴリ:音楽
![]() 私がこのバンドのことを知ったのはほんの数年の間のことです。Suedeのファンコミュニティでけっこう名前を目にしていたんですが、最近になって「新譜が出た!」というポストがあったのを見て、気になってはいたのですが。 そんなところで、先日ディスクユニオンの棚を隅から隅まで眺めていたら、これがあったんです。 Rialtoというバンドです。 リリースは1997年。うん、まだSuedeにさえ出会ってない(笑) このアルバムはファーストアルバムです。 で、これがですね、ものすごく良い。私にはだいぶ刺さりました。 ライナーノーツにも映画的とか書かれていましたが、まるでサウンドトラックのように優雅で、どことなく古典的な雰囲気もありつつ…そうだ、「典雅」だ。そういう印象を受けました。まるでクラシック映画を観ているかのような品のある美しさ。ストリングスやチェンバロっぽい音が随所に散りばめられています。 冒頭の「Monday Morning 5.19」が、詞を含めて一気に引き込まれます。ギターサウンドを包み込むようなストリングス、私は大好物です。 日曜の夜に別れて、月曜の朝には仕事に行くって言ってたはずの彼女が、5時過ぎなのに電話に出ない。どういうことなんだ?どこに行ったんだ?コールバックもない。どういうことなんだ?もう考えるの疲れちゃったよ。 という歌です。詞だけ見たらちょっと情けないし、朝5時に電話する男にもドン引きしますけど、でも、これがいいメロディなんですよ。そしてだんだんこのカッコ良くない男がかわいそうになってくる。そうなったら、もう彼らの虜です。 そして私がいちばん好きなのが「Untouchable」。ドラムスに続いて流れ出すシンセの響きで、もう名曲の予感しかしませんでした。これは私の個人的な印象なのでなんともではありますが、マカバトの「Falling」の雰囲気に似ているような気がするんです。あのイントロを聴いたときと同じ胸の高鳴りが、私には感じられました。 Rialtoの新譜に反応していた海外のSuedeファンが多かったのも頷けるんですが、この曲は詞もそこはかとなくSuedeに通じているような気がします。きみが天使なら翼を切ってぼくのところに置いておこうとか、肌をアルコールに浸しておこうとか、どことなく壊れた「ぼく」の独白がまた私には刺さりました。 かと思えば、これネオアコの名曲か!?と思わせるような「Hard Candy」があり(Suedeにも同じタイトルの曲があったなあ、黒歴史時代ですけどね!)、彼らのメロディセンスが素晴らしいことを改めて実感します。 「When We’re Together」もシネマティックな雰囲気に浸れます。物悲しいバラードなんですが、ジャズのように刻まれるハイハットの音や、シンセサイザーが良い小道具となっているところとか、映画のエンドロールで流れても良いです。と私が決めました。 それでラストを飾る「The Underdogs」。 タイトルの意味とは程遠いくらいに流麗なメロディとストリングスにのせて、「ぼくらはアンダードッグスなんだ」と歌い上げるんです。UnderdogsといったらManicsとかKasabianしか知らない私なので、これほどに切なく美しいUnderdogsはもはや青天の霹靂くらいには驚きました。 ちょこちょこ調べてみたら、Vo.のLouis Eliotはホンモノの貴族なんですね…!この品の良いサウンドは、やはりそういうところからも来てるんでしょうか? 24年ぶりのアルバムも聴いてみないと! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.11.15 16:27:39
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