|
テーマ:洋楽(3616)
カテゴリ:音楽
![]() 今年のフジロックのラインナップ第一弾が発表されて、だいぶ沸き立っているところではありますが。 個人的に3日目のMassive Attackが衝撃的すぎて、数分くらい言葉を失い、しばらく「マッシヴ…アタック…マッシヴ…アタック」としか呟けない状態になった私です。笑 もちろんMassive Attackの音自体も好きで、まあベタではありますがteardropの美しさに悶絶し続けております。 しかしですね、今回いちばん気になるのは、ギタリストにAlex Leeが来るのかどうかなんです。すみませんガチのファンの方たち。 Massive Attackのギタリストと言えば、Angelo Bruschini(元Blue Aeroplanesですよ!)でした。しかし彼は病気で亡くなってしまい、その後任としてそのあたりからギターを弾いているのが、私が好きすぎてどうしようもないAlex Leeなんです。 この際なのでめんどくさく語らせてもらおうと思いますが、Alex Leeは10代でThe Blue Aeroplanesに加入。彼らがいちばん売れたころのアルバム「Swagger」にも参加してますしリードギターも弾いてるときがありました(このときAngeloと在籍かぶってます)。 実はその前にも彼はバンドを組んでいて、The JadeとThe Coltrainesというバンドをやっていました。これがジャングリーなネオアコ風味でびっくりするほど良いんです。 このときのメンバーにはStrangeloveでベースをやってたJoe Allenと、初代ドラマーのDave Francoliniもいます。 で、Blue AeroplanesのGerard Langleyは「あいつはブリストルでも一、二を争う人気バンドのギタリストだったのを俺が勧誘したんだよ」みたいなこと言ってます。なので、Alexはティーンエイジャーのころからすでにギタリストとして非凡な才能を発揮してたってことがわかりますね。 その後、Blue Aeroplanesを抜けたAlexはStrangeloveを結成し、ギタリスト(にして意思決定者とメインコンポーザーとPatrick Duffの運命の双子(嘘です))をつとめました。大ブレイクとはいきませんでしたが、あの独特な陰鬱さと狂気の入り混じったサウンドの核は、確かに、彼のギターとPatrickの声でした。 解散後はSuedeのサポートに入り、Neil Codlingの後任として正式にギタリスト&キーボーディストとして加入。わたしはこのときの東京公演を見てます。ギターとキーボードを忙しく動き回る彼を見て、「ニールと印象違うな」と思った記憶だけはあります。苦笑 ![]() ↑髪型はこのころが素敵だと思います。隣はブレ兄。 ![]() ↑Neilの代わりにキーボード弾いてる姿は、ちょっとNeil風味あります(実際勘違いされてたらしい) Suedeの解散後は主にサポートメンバーとして、 〇Placebo(「Meds」ツアー) 〇Marina & the Diamonds(the Lonely Hearts Clubツアー;「Electra Heart」→めっちゃ売れたアルバム) 〇Goldfrappのツアーとアルバム(「Seventh Tree」「Head First」「Tales of Us」参加) そしてMassive Attackのギタリストを2019年あたりからやっています。 この間にもちょこちょこいろんな仕事をしていて、Strangelove時代のメンバーNick Powellとはずっとコラボしてます。ちゃんと聴けていない音源も多いけれど、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーの仕事とかしてたらしく。あとはグッゲンハイム・ビルバオの記念イベントとか、エディンバラ国際フェスティバルの音楽を一緒に作ってて、そのほかにテレビの音楽とかもやってるみたいですし、バンド以外にも活動の幅がめちゃくちゃ広い人なんですよ。 それと、Nickとthe CureのJason Cooperと組んでEyecandyというバンドもやっています。ちょっと前にEPが出てますが、めちゃくちゃカッコいいのでもっとみんな聴いておねがい。 あ、もちろん盟友Patrick Duffのソロアルバムにもちょこちょこ参加しています(ここ強調)。 ![]() ↑たぶん割と最近ので、Massive Attackのとき。渋オジになりました。 というわけで、いまの彼のメインはたぶんMassive Attackのギタリストなんですよね。最近のライヴ動画チェックしてると、確実に彼が弾いてます。目を皿のようにして見続けているので、弾き方と立ち姿で彼だと認識できるようになりました。笑 たぶんブリストルつながりっていうのもあるのでしょうが、やっぱりBlue Aeroplanesでの兄貴分Angeloから託されてるんじゃないかなと個人的には思ってたり。だから、今度のフジもメンバーとして来てくれるよね…と思ってます。 ブリストル界隈って知れば知るほどアーティストの関係が密。AlexはSun’s Signature(Elizabeth FrazerとDamon Reeceのユニット)の音源でギター弾いてるし、Alpha with Jarvis Cockerでも弾いてるし、このあたりを眺めていると、ブリストルのアーティストたちの関係の濃さが垣間見られるような気がします(だってDamonはPatrick Duffのアルバムにも参加してるもんね!)。 彼のプレイスタイルは、Strangeloveの頃こそけっこうアクション激しめだったりもしましたが、それ以降はひたすら渋く弾きこなす雰囲気です。たまにちょこっとギターのネックを掲げるようにして弾くんですが、それがまた映えるのです。この姿は2013年だったか2014年くらいのGoldfrappのグラスト、Strict Machineの映像で見られます。カッコいいです。倒れそうになります。 ![]() ↑数え切れないほど観たやつ。死ぬほどスクショした笑 そしてキーボードも同じくらい弾けちゃうし、コーラスもやるし時にはグロッケンシュピールもやるし、何でもやる課は彼のためにある言葉だと私は信じています。 ![]() ↑これはMarina & the Diamondsのとき。 彼は弾いてるときとことん無表情です。たまに口開いてますけど、笑いはしない。Patrick Duffが自伝で彼の目がめっちゃキレイって言ってたんですが、その目でじーっと虚空を見つめて弾いている瞬間は、孤高以外の何者でもない。手元がアップになると、指がとても綺麗。カッティングするときとかもう釘付けです。 そんなAlex LeeがMassive Attackの一員としてフジロックに来ることを祈願しています。いや来るだろ。来なきゃおかしいだろ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.02.21 22:01:15
コメント(0) | コメントを書く
[音楽] カテゴリの最新記事
|