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テーマ:洋楽(3621)
カテゴリ:音楽
![]() 今年になってからもうすでにいくつか新譜を買って聴いたりしてきたわけですが、これは中でもダントツで良い。 Brigitte Calls Me Babyの2nd「Irreversible」です。 冒頭の「There Always」のきらめくようなギターのイントロから、Wesの伸びやかな声が入ってくると、もうそこにはBrigitte Calls Me Babyの世界が広がっていました。メロウで、甘くて、でもどうしようもないほどに惹きつけられる影が、確かにある。 前作も思わず息を呑むほどに素晴らしい一枚でしたが、より洗練され、よりロマンチックな雰囲気が増したように思います。それはきっと、輝きと影のコントラストがさらに際立つようになったから。 先行シングル「Slumber Party」はやっぱり白眉。ずいぶん前からライヴで演奏されていて、きっと次のアルバムに入るんだろうなとは思っていましたが、いざラインナップに入って聴いてみると、さらに良い!ポストパンクっぽいサウンドなんだけれど、やっぱり彼らのいいとこがこのとっつきやすさ。すっと耳に入ってくるメロディがたまらんのです。 わたしは出だしの歌詞がなんだかとても好きで。 I thought I told you / No excuse to stay home / Too bad it's Friday / There will be people you know ……って、何だか人の精神面のダークな部分が見えてきそうな気がしません?たぶんとても表面上はつくろってて、内部でものすごく崩壊してそう。これは1stのときから変わらない世界観のような気が。 しかし、わたしがいちばん好きなのは「Truth is Stranger Than Fiction」なのです。 たぶんこのアルバムの中でいちばんキャッチーなメロディだと思います。実にストレートなロックナンバーなのですが…もうね、これはWesの声に尽きる。彼の声の伸びを思い切り堪能できる一曲なんですよ。「Fiction~!!」の部分、聴いたら腰抜かしますねきっと。そして彼の場合、ライヴの方がさらに声が良いという…!ライヴ観たい!観たい!と興奮してしまいました。 「The Early Days Of Love」で繰り返される「I wanna carry you with me and bury you to be in the early days of love」の美しさと執着と不気味さには身もだえするし、途方もなく甘いサウンドの「Send Those Memories」で歌われる狂気の美学と言ったら…! 「ぼくのベッドの片側には、もう誰も寝ることなんてない」からの、「戻って来てもいいんだよ、責めたりなんかしないから」とか、「悲惨なほどの苦しさが恋しいな。ぼくにとってはそんなに悪いものじゃなかったんだよ」とか…ふつうに読んだらぞっとするんだけれど、これがBrigitte Calls Me Babyの音だから許される。それがたまらんのです。 で、何が言いたいのかというと、こんなふうに、平静を装いながらも執着を胸の奥に押し隠しているような歌詞が大好きなんです。それがこの甘くも切ないメロディに乗っかって来るんだから、好きにならないわけがないんですよ。帯に「シカゴのロマン派」って書かれてましたが、なんかわかる。笑 実はこのアルバムのリリース前に、GtのDavidが脱退しています。ジャケットにはいるんですけれどね。これはかなり残念でしたが、彼も、バンドも、それぞれが良い方向へ行くことを願っています。 それでね、来日ってどうなんでしょうか?ねえ?来て欲しいですよね?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.04.05 16:09:45
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