カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。
カンフー映画ファンの方々、お待たせ致しました! 今夜の名画は、世界的な大アクション・スター、ジャッキー・チェンの輝かしい日本デビュー作 「酔拳」でございます! 中国広東省のとある田舎町。 地元の名士でカンフー道場主の息子・フォン(ジャッキー・チェン)は、 拳の腕は悪くないが、道場門下の悪友たちとつるんでは、ナンパ等に明け暮れる放蕩息子。 怒ったフォンの父は、息子を一人前の男に鍛え上げようと、 カンフーの名使い手、スー・フアチー(ユエン・シャオティエン)に弟子入りさせることにした。 スーの指導はとても厳しく、弟子入りしたが最期、五体満足ではいられなくなるという噂を聞いたフォンは、 恐ろしくなって、大慌てで家出した。 着の身着のまま、一銭も持たずに家出したフォンは腹が減り、 無銭飲食するつもりで、街はずれの食堂に入った。 そこでフォンは無一文であることが店にばれて、 屈強な店員たちに叩きのめされそうになるのを、 店の奥で一杯やっていた、薄汚れた身なりの老人に助けられた。 そして、その酔った老人こそが、噂に聞く鬼師匠スーだったのだ……! この映画、日本では’79年の夏に、東映系で「ドランクモンキー 酔拳」というタイトルで封切られました。 モイラは当時愛読していた「スクリーン」で、ジャッキー・チェンの存在は知っていましたが、 (松田優作と近藤正臣を足して2で割ったような顔だなあと、思いました。) その頃の日本では、香港映画で人気を独占していたのが、かのコメディの名作「Mr.BOO!」シリーズで、 カンフー映画は主流ではなく、ジャッキーも有名ではありませんでした。 でも、カンフー映画に笑いの要素をふんだんに取り入れているのは、 あの当時では、この作品だけだったような気がします。 この作品のヒットを皮切りに、ジャッキー主演の作品が、 日本で短期間のうちに、どんどん封切られていきました。 「スネーキーモンキー 蛇拳」「クレージーモンキー 笑拳」「拳精」とかとか…… ジャッキーの鮮やかなカンフー・アクションもさることながら、 コミカルな演技にも注目ですよ! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 24, 2021 07:27:36 AM
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