2021/05/24(月)07:27
ジャッキー・チェンの日本デビュー作!★「酔拳」(1978年 香港)
こんばんは、映画狂のモイラでございます。
カンフー映画ファンの方々、お待たせ致しました!
今夜の名画は、世界的な大アクション・スター、ジャッキー・チェンの輝かしい日本デビュー作
「酔拳」でございます!
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中国広東省のとある田舎町。
地元の名士でカンフー道場主の息子・フォン(ジャッキー・チェン)は、
拳の腕は悪くないが、道場門下の悪友たちとつるんでは、ナンパ等に明け暮れる放蕩息子。
怒ったフォンの父は、息子を一人前の男に鍛え上げようと、
カンフーの名使い手、スー・フアチー(ユエン・シャオティエン)に弟子入りさせることにした。
スーの指導はとても厳しく、弟子入りしたが最期、五体満足ではいられなくなるという噂を聞いたフォンは、
恐ろしくなって、大慌てで家出した。
着の身着のまま、一銭も持たずに家出したフォンは腹が減り、
無銭飲食するつもりで、街はずれの食堂に入った。
そこでフォンは無一文であることが店にばれて、
屈強な店員たちに叩きのめされそうになるのを、
店の奥で一杯やっていた、薄汚れた身なりの老人に助けられた。
そして、その酔った老人こそが、噂に聞く鬼師匠スーだったのだ……!
この映画、日本では’79年の夏に、東映系で「ドランクモンキー 酔拳」というタイトルで封切られました。
モイラは当時愛読していた「スクリーン」で、ジャッキー・チェンの存在は知っていましたが、
(松田優作と近藤正臣を足して2で割ったような顔だなあと、思いました。)
その頃の日本では、香港映画で人気を独占していたのが、かのコメディの名作「Mr.BOO!」シリーズで、
カンフー映画は主流ではなく、ジャッキーも有名ではありませんでした。
でも、カンフー映画に笑いの要素をふんだんに取り入れているのは、
あの当時では、この作品だけだったような気がします。
この作品のヒットを皮切りに、ジャッキー主演の作品が、
日本で短期間のうちに、どんどん封切られていきました。
「スネーキーモンキー 蛇拳」「クレージーモンキー 笑拳」「拳精」とかとか……
ジャッキーの鮮やかなカンフー・アクションもさることながら、
コミカルな演技にも注目ですよ!
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