カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。
今宵お届けする名画は、カートゥーンが原作の超絶おもしろエンターテインメント作品 その名も……「スーパーマン」です!!! 地球から遥か彼方の惑星クリプトンは、地球よりも遥かに優れた科学文明を持っていたが 科学者ジョー=エル(マーロン・ブランド)は、クリプトンの滅亡が近いと知ると、 生まれて間もないわが子カル=エルだけでも助けようと、彼を小型宇宙船に乗せ、 遥か彼方の地球へと送り出した。 3年後、宇宙船はアメリカの田舎町の畑に落ち、 そこをたまたまトラックで通りかかったケント夫妻が、宇宙船の中に幼児のカル=エルがいるのを見た。 子のない夫妻はカル=エルを養子にし、クラークと名付け、 クラークはすくすくと成長してゆくのだが、 彼は自分に超人的な身体能力があることを知り、やがて苦悩するのであった…… モイラはこの映画のロードショーを高校生の時、学校の友だち3人と観に行きました。 まず驚いたのは、冒頭、当時は超斬新だったコンピューター・グラフィックス(CGなんて言葉もありませんでした)を駆使して、 メイン・タイトルやクレジット・タイトルをバーンと出していたことでした。 それと、ジョン・ウィリアムズ作曲のオープニング・テーマ音楽が超かっこよくて、 もう映画の始まりから、気分はノリノリでした! 高校生のクラークが、横を走る列車を追い越して疾走するシーンには、思わず身を乗り出しましたね。 大人になったクラーク(クリストファー・リーヴ)が、 ダサイ眼鏡のイマイチさえない新聞記者となり、 美人の敏腕女性記者のロイス(マーゴット・キダー)に密かに想いを寄せるという設定は、 まあ、ありがちといえばありがちなのですが、なかなか愉しめました。 ロイスがヘリコプターから落ちかけているのを見て、 慌てて電話ボックスを探し、そこで背広姿から、青い服に赤いブーツ、赤いマントのスーパーマンとなり、 空をビューンと飛び立ち、彼女を助けるシーンは、ほんとにかっこよかった! まさに「正義の味方」そのものでしたよ。 キャスティングもマーロン・ブランドをはじめ、 ジーン・ハックマン、スザンナ・ヨーク、ネッド・ビーティ、グレン・フォードなど、 ハリウッド映画ファンには、たまらないものです。 リチャード・ドナー監督の演出も、全編でさえわたってましたね! 「漫画(カートゥーン)が原作の映画なんて……」と、鼻で笑っている方々、 これは実に上質なエンターテインメント作品に仕上がってますよ。 未見の方は、今すぐレンタル店にGO!!です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 15, 2022 12:28:21 AM
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