2005/12/20(火)20:15
人に高いところで暮らす能力など無い
ビデオや講演の感想文の各所に漫画の台詞を入れてみました。
白紙です。
全は一で・・・とかお前には決定的に・・・とか。
今の世の中、学歴で職に就くということがありますが、それだけではなく手に職という考え方もあります。
頭が悪くとも、手先が起用ならどこかしろ入社できるということです。
まぁただの浅はかな考えですが、私はいつも狙っております。
その手に職な時代で、今日は高所作業車の免許を取るための試験(というか勉強会)最終日である、実施訓練をしてまいりました。
高所作業車免許といっても種類があり、まず10m以上の作業車を使える普通免許と、10m未満のものだけ使える特別免許というのがあり、私は特別免許を受けています。
実はこの免許、試験らしい試験はあるものの受けていれば自動的に取れるというイージーモードな免許なのです。
試験はといえばペーパーテストで問題を解くのですが、回答方法は○×をつけるだけでオーケー。
だからといって気を抜いてはいけないのですが、なんとそのテスト、思いっきりフルオープンでやるんです。周りを見てカンニングするのではなく、なんと隣の者と相談することが可能。
テストとして成り立っているのだろうか。
そんなオープンβテストを楽々通過し、実施訓練をしたわけですが。
やはり高所で作業するように作られた車。10m未満といえどその高さは家の屋根を越える。
操作はさほど難しいものでなく、なんというかコンテニュー無限大のクレーンゲームといったところですか。
まぁ唯一のゲームオーバーといえば、落下による死亡事故でしょうか。
一通り訓練を終えた後、操作を確実にするためにと自由に動かすことを許可され、ためしに天辺でも取ってみようという案の元、アームを最大限まで伸ばしてみた。
一番上までアームを伸ばしてみると、人がゴミのように見えるのですが、やはり上空というのは風が強く、さらに足場も斜めに傾いているので下手な絶叫マシーンより絶叫ものでした。
しかもアームが止まる度に反動が直に伝わるので、体制が崩れて落ちる可能性も。くわばらくわばら。
なんだか、バラエティ番組でプールに飛び込むのに躊躇っている芸人さんの気持ちがわかりました。
あれは半端なく怖い。もう「さっさと飛び込め」とは言わないようにしよう。
アディオス