カテゴリ:美術・写真展
風邪引きかけてたので、のびのびになってた『足立美術館 横山大観と近代日本画の名品展』の最終日・最終時間に飛び込みました。
島根県にある「足立美術館」所蔵の横山大観を中心とした日本画家達の素晴らしい作品が展示されていました。 一人2・3点なので数的には寂しかったですし、あの庭の美しい「足立美術館」でこそ生えるだろうなって気もします。 横山大観:明治元年(1868)~昭和33年(1958) 「神州第一峰」(部分・昭和7年) 私のイメージはもっと骨太の印象があったので朦朧体と呼ばれる新しい画風を創り出す画家で、ボワンとした筆致の作品もあるのは新しい発見でした。 他に気に入った作品では、 菱田春草:明治7年(1874)~明治44年(1911) 「猫梅(ねこうめ)」明治39年(1906) 猫の柔らかい表情が好きです。 川端龍子:明治18年(1885)~昭和41年(1966) 「愛染(あいぜん)」昭和9年(1934) モダンな色使いをする画家さんの印象があります。 雄鳥の力強い求愛と恥らう雌鳥の姿がうまく表現されていました。 橋本関雪:明治16年(1883)~昭和20年(1945) 左下の『唐犬図』の白い毛並みの柔らかさや気品のある姿が良いなあ。 実際の足立美術館の庭園は四季折々楽しめそうなので、一度見に行きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月23日 01時40分59秒
[美術・写真展] カテゴリの最新記事
|