テーマ:高校野球(3597)
カテゴリ:深紅の大優勝旗を目指して(選手権関連)
れいめい、13年ぶり夏4強へ
(文写真 政純一郎氏) 【準々決勝・樟南―れいめい】7回裏れいめい二死満塁、4番・花田の右前適時打で三走に続いて二走・川島も生還、4-0とする 第101回全国高校野球選手権鹿児島大会第14日は7月24日、鹿児島市の平和リース球場で準々決勝2試合があった。 れいめいは樟南に完封勝ちし、夏の大会としては2006年以来13年ぶりの4強入りを果たした。第7シード鹿屋中央は鹿児島玉龍に競り勝った。 25日は休養日。第15日は26日、同球場で準決勝2試合がある。 全2試合の観戦レポートはこの文字をクリック! 樟南―れいめい戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック! 「打たれてOK」堅守でリズム れいめい れいめい・湯田太監督は就任以来、秋、春の優勝は経験しているが夏の4強は初めて。れいめいとしても13年ぶりという準決勝進出に「選手たちが成長してよく頑張った」とたたえた。 何より3回戦・川内商工戦に続く完封、無失策の好投、堅守が最大の勝因だ。「6、7割の力でバックを信じて投げられた」とエース川畑宥莉主将=写真右=は振り返る。 今大会屈指の強打を誇る樟南打線に対して「打たれてOK」(湯田監督)、その代わり1人で抑えようと力んで制球を乱したり、独り相撲にならないことだけを心掛けた。 川畑の好投に野手も堅守で応える。濵﨑、愛甲の二遊間は3つの併殺を取ってピンチを救い、相手の勢いをそいだ。ジャストミートされ外野の頭を越えたと思われた打球を正面で難なく捕球する場面を何度か見かけた。 「データ班のおかげ」と川畑主将は感謝する。ベンチに入れなかった3年生が樟南のビデオを撮り、相手打者1人1人のデータ、傾向と対策を徹底して分析したことを野手陣が生かした。初回と七回、4番・花田の3打点の活躍などで挙げた4点をきっちり守り切った。 「捕手の川島や監督さんがいつも声を掛けてくれるのが助かっている」と川畑主将。九回、先頭打者を四球で出した時は、川島がマウンドにやってきて指で頬を突いた。 「笑顔を忘れているぞ!」 勝ち急いで表情が硬くなっていたのを和らげてくれた。「自分は三振とれる投手じゃない」と、分かっているからこそ野手を信じ「打たれてOK」と開き直れることがチームのリズムを生んでいる。次の鹿屋中央戦も全力でその投球をするだけだ。 ◇24日の試合 ・準々決勝(平和リース) ■鹿屋中央 4-2 鹿児島玉龍 鹿児島玉|000|002|000| = 2 鹿屋中央|200|000|20x| = 4 (玉)原口、東瀬戸 (鹿)福地 ■樟南 0-4 れいめい 樟南|000|000|000| = 0 れい|200|000|20x| = 4 (樟)西田、江口、新杉、江口、池之 (れ)川畑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.07 11:53:38
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