これぞ、土佐の皿鉢料理ぜよ!
「皿鉢」と書いて「さわち」と読みます。
一つの皿鉢には、巻き寿司やサバ寿司を中心に、
たくさんのおかずが色とりどりに乗っかってます。
茹でエビやエビの天ぷら、茹でカニ、カキグラタン、チキンの野菜巻きなどなど...
ご馳走だらけです。
作り手によって、内容はいろいろ!何でもアリなんです。
何でもアリというと...
今日の皿鉢料理の真ん中は、「芋ヨウカン」でした。
何故か、必ずと言っていいほど「ヨウカン」は入ってるんです。
他に、小さいおまんじゅうもついておりました。
あと、イチゴにメロンも。
オードブルから、メイン、ご飯もの、デザートまでが一皿に集合っす。
もう一つの皿鉢には、お刺身がこんもり。
新鮮なお刺身が、キラキラ輝いて並んでおります。
どれも、大きさ約7~8cm、厚さ約1cm弱ほどもあるので
お上品になんか食べてられない (>_<)
でも、おいし~い!
満足、満足 (*^o^*)
大規模な「おきゃく」になると、カツオのタタキの皿鉢がもう一つ、並びます。
今日は、法事だったという事もあり、身内だけでしたので
カツオのタタキは残念ながらなしでした。
ちなみに、土佐の「おきゃく」とは...
何かのお祝いや行事などで、大勢の人をお招きして、
お酒や食事などを振る舞う事でして、
「誰誰さんちで、おきゃくやりゆうき、行ってきいや」
(誰誰さん宅で、おきゃくをやっているから、行って食べておいで)
なんて、子どもの事は近所の「おきゃく」によく行かせて頂きました。
昔は、父が友人仲間で釣り大会をしょっちゅう開催してて
その度に、我が家で「おきゃく」でした。
ですから実家の押し入れには、座布団と小皿、おちょこ、グラスが
山ほどありました。
もちろん、皿鉢料理用の大皿も...
今は何処に...
高知へおいでの際には、街中「福山雅治」ポスターが
お出迎えしてくれますよ。
(本人には会えません、悪しからず...)