カテゴリ:こども
昨日の夜、子供に寝る前の絵本を読み終わり、電気を消してからふと子供の顔を見ると、ポロポロと涙を流していた。
ウチのチビは悲しいときや怒って泣くときも、声を出して泣かずにポロポロと静かに涙を流す。 子供なのだから、大声で泣いてもいいのにといつも思うのだけど、静かに泣くのでちゃんと見ていないと、泣いていることに気づかなかったりする。 それで、「子供は泣くときは大きな声で泣いてもいいんだよ。悲しいときとか怒ってるときとか、大声で泣いたらいいんだよ」と言ってみた。 すると、「じゃあママは?」と聞くので、「ママはもう大人だから泣いたらダメかな」と言うと、「ずっと前の幼稚園の遠足の時、ボクがママがどっか行っちゃうと思って泣いたら、ママも泣いてた」と言われてしまった。 そう言えば、去年の初めての親子遠足の時、途中で子供とママと別れて行動する場面があったのだけど、ウチのチビだけ私と離れるのを嫌がって大泣きに泣いたのだ。 それまで私は、3歳児なんてまだまだ赤ちゃんだから、ママと離れるとき泣くのは当然と思っていたのだけど、気づくとママと離れるとき泣いていたのはウチのチビだけ。 他の子は全然普通にバイバイと明るく手を振ってママから離れていた。 ウチのチビのように大泣きしてママにしがみついているのは、3歳児60人中ウチのチビだけ。。 その状況にものすごいショックを受けた私は、もしかして自分の子育てが間違っていたのではないかと悩みに悩んで、その日だんなサマが帰ってきたとたん、大泣きしてしまったのだ・・・。 子供の前ではケンカしたりしないように気をつけていたのだけど、その時は自分の子育てが間違っていたのではという不安が爆発して、子供がいるのに目の前で泣いてしまった。 でもどこかで、「まだ3歳だから覚えてないだろうし分からないだろう」と軽く見てしまっていたという気持ちもあった。 ところが。。 しっかり覚えていたのだ。 きっと子供なりにママが泣くということがものすごいショックだったのだろう。 本当に可愛そうなことをしてしまったと思って、ものすごい後悔をした。 自分が子供に傷を作ってしまったいたなんて・・。 七田の“抱っこ法”というのがあるけれど、それを思い出して抱っこしながら「本当にごめんね。チビも悲しかったね。いっぱい泣いていいよ」と言うと、ポロポロと涙を流しながら眠った。 寝顔を見ると、申し訳なさがいっぱいになって、私も涙が出てきた。 私も親として本当に未熟なんだ。 ○○教育とか、いろんな教育があるけれど、結局そんなものより愛情を感じさせることが、子供にとって何より大事なんだろうと思う。 「他の子に比べてできない」って本当にショックだったりするけれど、そんなこといつかできるわって、自分の子供のペースをしっかり信じてあげないといけないんだな。 すごく難しいのだけれど・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.02 11:36:14
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