名作落語大全集

「さて、本当に久し振りに作曲家の名前……要するにＣＤ整理のための企画」
「わしの台詞がない……ま、いいか。
１：ファーナビー（Ｆａｒｎａｂｙ）
２：ファーノン（Ｆａｒｎｏｎ）1917～
３：ファッシュ　カール（Ｆａｓｃｈ　Ｃａｒｌ）1736～1800
４：ファッシュ　ヨハン・フレドリッヒ（Ｆａｓｃｈ　Ｊｏｈａｎｎ　Ｆｒｉｅｄｒｉｃｈ）1688～1758
５：ファラン（Ｆａｒｒｅｎｃ）1804～1875
６：ファリャ（Ｆａｌｌａ）1876～1946
７：ファルカス（Ｆａｒｋａｓ）1905～46
８：フィーニー（Ｆｅｅｎｅｙ）1954～
９：フィールド（Ｆｉｅｌｄ）1782～1837
１０：フィオッコ（Ｆｉｏｃｃｏ）1703～41
　一気に10人出してしまった」
「解説が一つもないんですか」
「ううん……有名なのは６番目のファリャくらいかな。『三角帽子』が有名で、これはなかなか面白い。冒頭の歌が日本語に聞こえる。思わず吹き出す、日本だけのギャグ。これはアンセルメの指揮したものが絶品じゃ」
「日本語に聞こえるという基準ですか」
「そう。この作品は『粉屋の踊り』が有名じゃ」
「私は分かりません」
「アンセルメのＣＤは『恋は魔術師』とのカップリング。お勧めじゃな」
「はい、百人一曲に入れますか」
「わしなら絶対入れたいが、とりあえず保留しておこう」