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名作落語大全集

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2021.07.09
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カテゴリ:落語

【粗筋】
 巣鴨に住む吉田監物の奥家老・堀越与左衛門の次男・与右衛門は、11歳で越中の分家の跡取になるが、21歳になると江戸が恋しい、実母に会いたいと、置手紙を残して江戸へ向かう。実父が形見に残した脇差が親子の証拠。宇多の宿に泊まると、下の座敷から聞こえる歌が素晴らしい。19歳の磯という娘で、江戸から能登へ向かう途中だという。夜に厠へ行くと、座敷にその娘が向こうを向いているのが見えた。帰りに見ると灯りが消え、声にほれ込んだ与右衛門は部屋に忍び込む。確かに声の主、思いを伝え、気持ちに偽りがない証拠に父の脇差を渡して関係を持つ。翌朝、主人に話をすると、幼い頃に病で倒れ、煮え湯を浴びたため髪の毛は生えない、顔ははれ上がった化け物のようになったと言う。今更断ろうにも、父の脇差を渡してしまった。
 磯を連れて宿を出て、市振にある難所・親不知までやって来る(ここから鳴り物)。預けた短刀を返して欲しいと言うと、江戸までは守護として持っているように仰いました、と応える。短刀を抱えているのを見て、鞘だけを抱かせて、脇差を抜く(鳴り物、波音に代わる)。「夫の言いつけに背く女房、離縁いたす。いずれへなりとも失せるがよい」といわれ、奪われた刀を取り戻そうとする。抜身の刀をつかんだため、磯の指が切れる。その指では三味線も杖も持てぬ、いっそ楽にしてやろうと、磯に斬り付け、崖下に投げ込む。
 この場を去ろうとすると、日焼けした漁師らしいのが、「この人殺し」とつかみかかって来た。振り払って逃げる与右衛門、残った男は、引きちぎった与右衛門の片袖を手に、「よい物が手に入ったなあァ」と、与右衛門を見送る。

【成立】
 三遊亭円生(2)作。原作では後ろ幕で親不知の崖を描いてあるのが、落ちて農村に代わる。三遊亭円朝が、これを参考に「真景累ヶ淵」に作り上げている。林家彦六(正蔵8)が演じたが、今は林家正雀が演じている。「累草紙」とも書くが、資料では「草子」となっている。「親不知の場」と付けているもの多い。​






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Last updated  2021.07.09 05:42:21
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越智 健

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ヌ−ベルハンバ―グ@ Re:落語「ね」の14:猫忠(ねこただ)(09/24) 初めてコメントさせ頂きます。 六代目・三…
名無し@ Re:落語「と」の86:とろろん(05/12) 「デロレン左衛門」は「デロデン祭文」では…
モルモタマ@ Re:65:油屋猫(あぶらやねこ)(10/21) これは小咄で、桂米朝が小咄ばかりを演じ…
背番号のないエース0829@ 日比谷公園 「日比谷焼き討ち事件」に、上記の内容に…
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