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テーマ:落語について(2998)
カテゴリ:落語
【粗筋】 夏の盛りに冬景色を見たいという旦那の趣向で、丹前の重ね着に火鉢を抱え、砂糖を降らせて雪見を始める。厚着でお燗番にされた幇間、もう暑くてたまらず逃げ出そうとした。これに気付いた料理番が水をかけたため、座敷はすっかり白けてしまう。「何で水をかけたんや」「お燗(寒)の番で油汗をこぼしましたさかい」 【成立】 上方噺。『醒睡笑』巻之一「鈍副子」19は、「月が師走で、わが身が畳で、この水が油ならよいのだろうか」と言う。「師走油は火にたたる」という言葉があり、体に油が付くと水を掛けた。この俗信を油汗にかけたので、「師走油」だから、料理番のやったのは冬の趣向だということになる……分からないので、「ああ、しわすなや(せわしなや=忙しい)」という落ちもあったという。こちらもピンと来ないので、桂米朝は、背中に懐炉を次々入れられた幇間が、たまらず着物を脱ぎ捨て、庭の井戸で水を頭からかぶる。「何をやっとる」「へえ、寒行の真似をしとります」と落としていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.06.09 05:19:08
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