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名作落語大全集

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2026.07.10
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カテゴリ:落語

【粗筋】

 近所の娘が百人一首を染め抜いた着物を作ったといので見ると、

 胸のあたりに、「乙女の姿しばしとどめむ」

 お尻のあたりに、「今日九重に匂ひぬるかな」

 前の褄を開くと中に、「人こそ知らねかわくまもなし」

【成立】

 その1の元になった小噺。安永2(1773)年『さしまくら』の「模様」が、居敷(いしき:お尻の部分)に「はなぞ昔の香に匂ひける」、上前帯の下に「人こそ知らね」。「はなぞ昔の」は品があるが、「今日九重(ここの屁)」の方が笑える。

 安永6(1777)年『畔の落穂』の「歌仙染」は、「今日九重」と「人こそ知らねかわくまもなし」の二つだけ。親が作ったものを娘に着せて見るもの。

 簡単なのでマクラではよく聞く。尚、三笑亭可楽(8)によれば、普通の寄席では「今日九重に」、お座敷などで「人こそ知らね」を演るのだという。

【蘊蓄】

  いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重に匂ひぬるかな 伊勢大輔

  わが袖は潮干に見えぬ沖の石の人こそ知らねかわく間もなし 二条院讃岐

 学校でこの歌の訳が当たった。「私の袖と掛けて、潮が引いても見えない沖の石と解く。その心は、人に知られていないが、乾く間もない」って訳したら叱られた。いまだに叱られた理由が分からない。








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Last updated  2026.07.10 05:27:02
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落語愛好者@ Re:落語「は」の88:浜野矩随(はまのまさのり)(02/08) 読みが違っておりますよ。 浜野矩随は「は…
ヌ−ベルハンバ―グ@ Re:落語「ね」の14:猫忠(ねこただ)(09/24) 初めてコメントさせ頂きます。 六代目・三…
名無し@ Re:落語「と」の86:とろろん(05/12) 「デロレン左衛門」は「デロデン祭文」では…
モルモタマ@ Re:65:油屋猫(あぶらやねこ)(10/21) これは小咄で、桂米朝が小咄ばかりを演じ…
背番号のないエース0829@ 日比谷公園 「日比谷焼き討ち事件」に、上記の内容に…

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