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テーマ:落語について(2987)
カテゴリ:落語
【粗筋】 いつも芸がないと言われる幇間、芸の精進はせずに、魔法のお茶で芸のできる者を呼び出すという。若旦那が踊りをリクエスト、茶を焙じると、湯気の中から踊り子連が現れる。小唄、端唄では短いからと、面白い滑稽浄瑠璃をと所望すると、義太夫が現れ、「♪まいご~の~、ベンベンベン、まい~ごの~ベンベン、こねぇこからちゃああん~、ベンベン」さらには洋物のヴァイオリン演奏も見せる。幇間が席を外した隙に若旦那が勝手に、芸妓、舞妓を呼ぼうとすると、現れたのはお父っあん。「倅、お茶屋遊びばかりで、親不孝もええ加減にせえ。三回忌の時も弁当だけ食って帰ってしもたやないか。ちっとは供養を考えなはれ」と叱られた。 「若旦さん、遅なりまして……どないしました。え、亡くなった旦那さんが……お茶はよお炙りましたやろなあ」 「お前が帰ったらいかん思て、ええ加減にやったんや」 「それがいかん。そら、焙じが足りまへんねん」 【成立】 安永2(1773)年『聞上手』三篇の「煎じ茶」、同年『近目貫』の「茶釜」。 茶釜を煮立てて、茶袋を入れると、むらむらと立つ湯気のなかより、白無垢を着た者がすっくりと立っている。「おや、幽霊か。何しに出た」「ほうじが足りません」というもの。もちろん「焙じ」と「法事」を掛けただけ。 この小噺でマクラで演じられていたが、桂文我が粗筋のように長い一席に仕立てて演じた。
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Last updated
2026.07.11 05:38:11
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