2004/12/08(水)18:55
◆『天使墜落』◆
読むと、元気になれる本。
本館迷走記でも以前書いたのですが。
近未来、宇宙を禁じられ、迫害されたSFファン達が、地下に潜って何をやっているのかっちゅうと、
やっぱりコンベンション開催してるって辺りが凄くらしくて。
当局の手入れを受けた主催者が、一番気にしてるのが、押収されたフィギュアの扱いだったり。
うんうん、絶対そうだよなぁって。
ファンタジーコスプレファン達に「我々は従兄弟も同然」と助けられたり、
当局側の空軍が実は〇〇に憧れてたりする辺りが…なんか、泣けるのです。
ニーヴン&パーネルは『降伏の儀式』もいいですね。
「対エイリアン戦に、SF作家の頭脳を結集する」と、ゆ~辺りが馬鹿馬鹿しくて素敵v
全然ジャンルは異なりますが『遥かなるセントラルパーク』『百万ドルを取り返せ』も、元気がでます。