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母の交通事故から一年が経ちました。
今になってみるとあっという間だった様に思えます。 二ヶ月間は意識レベルも低いまま救命センターのICUで過ごし、 回復した時のためにリハビリ施設のある病院に転院して五ヶ月、誰もが驚きの回復。 それでも、脳にダメージを受けたので右に少し麻痺が残り、杖やカートを使っての歩行になりました。 自力で痰が出しにくいため、窒息の恐れもあるので、気管支切開をしてカニューレの装着を余儀なくされました。 その他にも色々問題はありますが、命が助かった事に感謝しました。 4月7日に退院しました。 仕事を続けながらの介護は大変でしたが、訪問介護やヘルパーさんに助けてもらいながら頑張ってきました。 ただ、午前と午後2時間ずつ一人になるのが心配で仕事を辞めようと考えていました。 5月30日、午前中にカニューレ交換のためヘルパーさんと病院に行き、昼食はいつもの様に私と二人で済ませ、仕事に向かう私に手をふってくれた母・・・ 介護士さんの電話で家に帰るとそこにいるのはいつもの母ではありませんでした。 カニューレが外れてしまい窒息してしまったと聞かされました。 一人でどうすることもできず、苦しかったと思います。 切なかったと思います。 介護士さんも30分程遅くの訪問になり、悔やんでいた姿が忘れられません。 私がもっと早く仕事を辞めていたら、母を一人にしなくてすんだのに・・・ 母が亡くなった夜、若が同乗していた車が交差点で事故を起しました。 軽いムチウチで済んだのは、きっと母が守ってくれたのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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