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私は少し前にこの本を読んだのですが…
この本について、こんな説明が。 内容は、女に生まれてきたのだから、女として子供を産み、女としての性に向き合い、女としてのエネルギーを全うしなくちゃダメだよ。そうしないと『オニババ』になっちゃうよ。 …ってことなんですが。 基本的には賛成です。 女性は早めに結婚して子供を2,3人産んだらいいと思います。 (不妊については、考えないことにしておきます) しかし「性や生殖の見直し」として昔の女達は幸せだった、みたいな事が書かれているのですが、昔の女は本当に幸せだったのか…? と思います。 (この本での昔の女は、現在80歳位以上の時代についてです。私の母親のその親の世代な感じ) そして、「地域と女」「母と娘」の幸せだった昔の話は出てきますが、男(夫)との関わり、姑と嫁の関係などは一切出てきません。 封建的な時代での女性の立場や扱われ方はどうでしょうか。 (男女同等の教育なぞは受けさせてもらえず、結婚しても子供の産めない女は女に非ず) 母親は娘にはやさしいかもしれないが、嫁にはどうだったのかい? (さぞや嫁はヒドイ扱いを受けていたのじゃないかと思うのですが) 昔とは生活習慣や生活様式、何から何まで変わってきてしまった日本ですから、読みながら「そうは言ってもねぇ…」という言葉が 何度頭ン中を過ぎったことか。 この本を読んで、『早く結婚して子供をたくさん産みたい』と願う女性が多くなったら、それはそれで良い傾向だとは思いますが、今の世の中の状況じゃ、無理そうですよね。 ちなみに私は、自分の子供達にはちゃんと結婚して子供も作って、きちんとした家庭を築いてもらいたい、と思ってます。(私は離婚してますが…) ただし、一人でも生きていける能力も身に付けてもらいたいです。 ところで、バツ女の私はオニババじゃないかって? …まさか! 現在の私は『女王様』です。家庭は私の思い通りに回っていますもの。今が一番幸せかも…。 あのね「ダンナ」っていう面倒くさいモンが居ないと、女はラクですのよ。ほほ… (負け惜しみと言われたら、そうなんですけどね。…泣) ★ 追 ★ この本のタイトルやレビューを見ただけで、不妊の方々からは「抗議」が殺到しそうですが、本の中では不妊についても少しだけ触れています。そして「子供の居ない女」「独身女」にも役割はある、と書いてます。 (あんまり慰めにはならないけど) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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