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メカロクの写真日記

2006.04.12
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カテゴリ:写真機材の話題

「広角レンズを前後逆に取り付けると、普通のレンズよりも、非常に近くの物を、非常に大きく撮れる」ことはご存知でしょうか?

マクロレンズはともかく、普通のレンズは、中遠景を撮ったときに、綺麗に写るように設計してあります。このようなレンズでも、中間リングやベローズなどを使って、カメラ本体(厳密には撮像面)に対してレンズを遠くに置く(繰り出す)と、非常に近い物でも撮ることはできるのですが、設計時に想定していない無理な撮影条件となり、光学性能は大きく低下してしまうのが普通です。

私も、原理はよく解らないのですが、このような普通のレンズでも、前後逆に取り付けると、近くの物を大きく、しかも、かなり鮮明に撮ることができ、焦点距離が短いほど、写る像は大きくなります。
このことは、初めてフィルム一眼を買った、40年近くも前から、知識としては知っており、マクロ写真に嵌り出した頃から、特に興味を持ち始めました。

現在のE-300を手に入れた当時、4/3規格のマクロレンズは、高価なZD(ズイコーデジタル)ED50mmF2.0マクロしかなかったため、OM(OLYMPUSの旧一眼レフカメラ)用のズイコー50mmF3.5マクロ(ED50mmも、この50mmも、いわゆる1/2マクロで、撮像面の像の大きさが、実物の半分の大きさまで撮れます)を使っていました。
しかし、「35mm判換算で等倍マクロ相当」とはいっても、少々物足りず、中間リングEX-25を取り付けて、「35mm判換算で2倍マクロ相当」で撮ることも多かったのですが、それでも「もっと大きく撮りたい」との思いから、広角レンズ逆付けマクロを、真剣に検討したこともありました。

その後、タムロン90mmF2.8Diマクロ(ニコンマウント)と、4/3規格2本目のマクロで、マクロとしては安価な、ZD35mmF3.5マクロ(何れも等倍マクロ)を手に入れ、単体でも35mm判換算で2倍マクロ相当、中間リングを併用するとさらに大きく撮れるようになり、広角レンズ逆付けマクロのことは忘れ掛けていたのですが・・・
先日、「小池さんのなんでも掲示板」で、A2良いさんの、28mmレンズ逆付けマクロ写真を拝見して、またまた、虫が動き出し、遂に、手を染めてしまいました。

ここで、、「35mm判換算で*倍マクロ相当」(以降、「*倍相当」)という言葉について、ちょっとご説明しておきます。これは、ある規格(4/3とか、APS-Cとか)のイメージサイズを、35mmフルサイズのイメージサイズ(36mm×24mm)と同じ大きさに引き伸ばしたときに、最大倍率で撮った画像が、実物に対して何倍の大きさになるか」を示す物差です。
厳密にいうと、35mm判と4/3では、アスペクト比(画面の長辺と短辺の長さの比率)が違うため、全画面を同じ大きさに引き伸ばすことはできないので、対角線の長さが同じになるまで引き伸ばした場合について、比較することになっているようです。
ところで、4/3のイメージサイズは17.3mm×13mmで、対角線の長さは、35mm判の約半分になります。これを35mm判の対角線と同じ長さまで、つまり2倍に引き伸ばしますので、「1/2マクロ」は「等倍相当」、「等倍マクロ」は「2倍相当」になるという訳です。

では、実際に、どの程度大きく写るのか、実感して頂きましょう。
被写体は、このブログではお馴染みの、大犬のふぐりです。
 *逆付けでの撮影倍率は、正確に測った訳ではなく、
  花の大きさから推測した、大まかなものです。
  (いずれ、もう少し正確に測るつもりです。)
 *以降は、明日に続きます。何回の連載になるか、今のところ判りません。

1.ZD35mmF3.5マクロ単体
先ずは、比較用として、35mm等倍マクロで、撮影倍率は、約2倍相当です。
P2230445

2.ZD35mmF3.5マクロ+EX-25
この35mm等倍マクロに中間リングを取り付けると、撮影倍率は、約3.4倍相当になります。
P3111138.JPG

3.タムロン90mmF2.8Diマクロ+*1.5+E2+EX-25
これも比較用で、今までの手持ち機材で最も大きく撮れる組み合わせです。
90mmマクロに1.5倍テレプラスとニコンの絞り開放機構付き中間リングと、さらにOLYMPUSの中間リングを組み合わせるという重装備で、やっとこの大きさです(倍率は測定していません)。
P2220251.JPG

4.ZD14-45mmF3.5-5.6逆付け(単体)f=45mm
いよいよ逆付けです。E-300のセットレンズを逆付けし、望遠端で撮影したもので、撮影倍率は、このレンズでの最小倍率ですが、約2.4倍相当と、35mm等倍マクロよりも大きくなります。
未だ不慣れで、ピント不良のため、ここからの3枚は、小さいサイズでご勘弁ください。
P4092335_14-45R45F5.6.JPG

5.ZD14-45mmF3.5-5.6逆付け(単体)f≒25mm
E-300のセットレンズを逆付けし、中間焦点距離25mm付近で撮影したもので、撮影倍率は測っていませんが、かなりの大きさです。P4092337_14-45R25F4.2.JPG

6.ZD14-45mmF3.5-5.6逆付け(単体)f=14mm
E-300のセットレンズを逆付けし、広角端で撮影したもので、撮影倍率は、何と約8倍弱相当と、今までに経験したことのない大きさです。
P4092340_14-45R14F3.5.JPG

7.OM用ズイコー24mmF2.8逆付け(単体)
いよいよ本命の、OM用ズイコー24mmF2.8の逆付けで、撮影倍率は、約4.5倍相当と、35mm等倍マクロと中間リングの組み合わせよりも、かなり大きくなりました。
P4092342_24R.JPG

8.OM用ズイコー24mmF2.8逆付け(単体)
逆付け用本命レンズで撮ったものを、もう1枚。
P4092396_24R.JPG







最終更新日  2006.05.15 21:05:39

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