お茶の時間

昨日の戦利品の中の「おちゃのじかんにきたとら」　実は私の大好きな絵本の一冊なのに今まで手元になかった。

我が家も童話館ブッククラブで配本をお願いしているのですが、来年度の娘のコースの配本予定に入ってるので、それまで買わずに待とうと思っていた。うちにあるのは英語版の小さな本で、おままごとのティーセットに付いてきた。アマゾンで買ったから、本にティーセットがついてきたんだね

何が好きかって、まず登場人物のお洋服
出てくるのは、女の子、お母さん、お父さん、そしてトラ。
女の子は白ｘピンクｘブルーのチェックのタイツ、群青色（これしか思い浮かばない＞＜）のセーターに紫のジャンパースカート。もうたまらなく可愛い
お母さんも若草色のワンピースにブルーグリーンのカーディガン、タイツはチャコールかなぁ～、そしてカーディガンと同系色のルームシューズを履き、女の子と「おちゃのじかん」にするのよ

またこのストーリーがたまらなくカッコいい
お母さんと女の子がおうちで午後のお茶をしていると、いきなりトラがたずねて来て、おなかがすいているのでご一緒させてくださいってところから始まる。
お母さんは喜んでトラを迎え入れる。
トラは家中の食べ物を食べつくす。
なのに女の子もお母さんもずっと笑顔。
トラが帰って、台所を掃除しながら、お母さん初めて困った顔で言うのだ。「お父さんの食べるものがないわ」
そこへお父さんが帰ってきて、コートを着てみんなレストランに行き、ハッピーなディナー
次の朝女の子とお母さんは買い物に行って、どっさり食べ物を買い、タイガーフードの缶詰も買う。

家族に対する愛情と、ハプニングを楽しんじゃう余裕が随所に感じられ、何とも粋なんだな～

作者、ジュディス・カーはドイツ人だけど、スイス、フランスを経てイギリスに渡る。
アフタヌーンティーや、二階建てバスの走ってる風景などはイギリスなんだけど、お洋服はとてもフレンチな感じ。

この本は私の本棚にしまっておく