ベージュ東京
年末にランチに行って来た。アラン・デュカスの料理を頂いたのは、これがはじめて。 はじめから終わりまでお話が止まらず、楽しい時を過ごせて本当によかった。 当日は窓際のウィンドーサイドゾーンよりも少し高くなっている、アッパーゾーンの窓際のお席に座ることができたので、銀座の景観を楽しみながら、とても落ちつけて楽しく食事ができたと思う。 ワインも、シェフソムリエの方(以前パリの「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」にいらした方)にじきじきにセレクトしていただき、とても美味しく味わうことができた。 中に入るととても高い吹き抜けになっており、ウェイティングエリアとウィンドーサイド、アッパーサイドの窓側、内側、個室にダイニングが分かれていて、それぞれにシャネルのツイードの椅子と特注のフランス製のシックな家具が美しく並んでいた。 銀座の景観を写していた大きな縦長のフランス窓が印象的だった。 お料理は野菜と肉・魚のコースに分かれた。 私は当日、ベジタリアンになってみた。野菜と言えども、重たいソースがかかってたからか、かなりお腹いっぱいとなり、当日は夕食が入らなかった。*前菜の前に、パンプキンのスープとグルネージュというシュー皮にチーズを練りこんだ小菓子が出た。(パンプキンのスープは、器が軽かったため、スプーンを立てたらたおれてこぼしてしまった;;)(Vegetal)マロンの上質なヴルーテ(ポタージュ)、上質なロワイヤル、トランペット茸Fin Veloute de chataignes, delicate royale, trompettes de la mout野菜がふんだんにつかってある、こってりしたポタージュ。なめらかな人参と小玉ねぎ、クレシースタイルCarottes Fondantes et oignons grelots fagon "Crecy"こちらは人参と玉ねぎを中心とした蒸し煮で、クリーム状のソースが印象的。季節のサラダ、くるみのマルムラード(砂糖煮)と黒トリュフSalade de Saison, marmelade de noix et truffe noireシーザーサラダのように、削ったチーズがふんだんに使ってあるサラダ。トリュフの存在感はあまり感じなかった。デザート何種かからセレクト。シャネルオリジナルのショコラを選んだ。金粉や水飴などで盛り付けも凝っていた。結構ビターな味だと思う。カフェ(Mer/Terre)ウフ・ア・ラ・ネージュ、セロリ、黒トリュフCE U F A La Neige, celeri/truffe noireシロイカと車海老の鉄板焼き、レモンの果肉と黒オリーブCalmar et crevettes vivement saisis, pulpe de citron et olives noires子鳩胸肉(ア・ラ・ブローシュ)、ちりめんキャベツのエマンセ、濃厚なブイヨンPoitrine de Pigeon a la broche, emince de choux vert, bouillon reduit/gouteuxデザートワイン:白は、スペインワイン(銘柄不明・すみません)、赤はボルドーのフルーリーをセレクトしていただいた。白は爽やか、赤は果実味のある比較的軽めに感じた。http://www.beige-tokyo.com