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ミニマリストを捨てました。

2020.08.07
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カテゴリ:子育て(発達障害)
引っ越して1週間が経った。


片付いてきた、リビング。





もしかして、
ずっとブログ読んでくださっている方で

以前の内容を覚えていてくださっていたならば・・・


このリビングを見たら

「え!!??」となるかも知れません。






コロナが本格的になる前まで。


私は、
子供の教育に狂っていた。


長男はピアノ。
次男はバイオリン。


私は全く出来ない楽器を、
我が子2人はそれぞれ自分からやりたいと言い出した。

2人は絶対音感を持っていると分かった。




親の私は
楽譜もろくに読めない、音感もない、音楽の知識ゼロ。

学校では楽譜が読めなくて、
リコーダーを吹いているフリをしていた。


算数の次に苦手で嫌いな教科が
音楽で。

私は
音楽の世界のことは全くの無知どころか、
マイナス。




凡人いや、それ以下の私は

子供に何か芽が出るのではないかと
どっぷり音楽の世界にのめり込んでいく。



時間もお金も労力も、膨大に掛けて

まさに白鳥が必死に水をかくように、


レッスン費、楽器代、調律代、メンテナンス代、
コンクール代、伴奏代、交通費、謝礼、お歳暮、お中元・・・etc、etc


数年間、必死にもがいた。


(まあ、そこそこの成果もあったと言えばあったが)




挙げ句の果てに

とうとう去年、
新品のグランドピアノにまで手を出した。

(中古のグランドに不具合があったというのもあるんだけど)




子供が伸びるかは

親がそういう環境を与えるかどうかなんだと思っていたから。


私はコンクールでいつも

ピアノ弾けるの当たり前〜〜みたいなお母様達に囲まれて・・・

負けちゃられないわ!!
みたいに心の中では燃えていた。←アホ


親が音楽出来ない事で
子供の足を引っ張りたくは無かった。




レッスンでもひたすら先生の顔色を伺って。


とにかく"イエスマン"に徹した。


チャンスはいつ降ってくるか分からないぞと

細心の注意を払って、失礼の無いように振る舞って。





そんな必死な生活が、
・・・コロナで一変した。



なんか、メッキがどんどん剥がれ落ちていった。



魔法が解けたみたいに、

「あれ?私今まで一体何頑張ってたんだろう??」

と、急速に冷めてしまった。



4月。

自粛生活となって、今までみたいに突っ走るのは不可能と悟った。



しばらくはこの流れに逆らわずにのんびり立ち止まって
自粛生活を過ごすのもいいかなって思い始めた。


でもピアノもバイオリンも

どちらの先生方も、
今までと同じように必死に進みたいという雰囲気だった。



zoomレッスンもやってみたけれど、

本当にズレというか
違和感が出てきてしまい、苦しくて。




4月に子供と相談した上で、
ピアノもバイオリンもレッスンをやめた。


子供たちはタブレットで勉強したり
図鑑を見たり、ロボット作ったりして

好きな事をして自由に自粛生活を送っていた。


長男は、自粛が明けたら野球チームに入りたいと言うので、そうする事にした。

次男は、ロボット教室に行きたいと言う。




もう、音楽にこだわらなくても

子供が幸せなら何をしていても良かったんだと思った。



今まで私は、

子供の能力を伸ばすのは
親の義務だと思っていたし。

そして、努力は裏切らないと思っていた。


でも、
イチローは努力を努力と思っていない。


天才はもう、それをやる事は息をするのと同じくらい普通のこと。






「蜜蜂と遠雷」のモデルになったピアニストの方は、
ショパンコンクールで優勝するまで

家にはグランドピアノが無かったらしく。


ピアノの先生は、
グランドがあるに越したこと無いとみんな言うので、
私はすっかり"グランド教"の信者となってしまったが。




蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫) [ 恩田陸 ]



蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫) [ 恩田陸 ]




映画でも風間塵という少年は、
音も出ない木の鍵盤で練習していて。

指が切れたら、
接着剤で止血してまた弾き続ける。



本当の天才はグランドだろうが音が出なかろうが、
関係ない。



蜜蜂と遠雷 DVD通常版 [DVD]




自粛中、何回もこの映画を見ていた。

そして悟ったこと。



天才と凡人は、もう、スタートというか

住む世界が、違う。


環境とか持ってる楽器とか、ブランクとか

そんなの関係ねぇ・・・いや、関係ない。



そっちの世界の住人と、
あっちの世界の住人。

ただ、それだけのこと。


親がどんなに子供を頑張らせても、意味なし。


そもそも

そうなる運命ならどの道通っても、そうなる。


いくらやっても無理なら

頑張る世界が、
そこじゃ無かったというだけのこと。




これから私は親として

子供が本当に望むなら、

お金も出すし。

引率もまだするし(笑)



でも、親として頑張るのはやめる。


練習しないからって
ヤキモキもしない。


そもそも私は楽譜なんて暗号みたいな呪文みたいな小難しいものは分からん。


なので
口出しはしない。


練習しなくても
「見ざる・言わざる・聞かざる」 


困るのは本人であって、私では無い。



そしてこれからの習い事は、

「親は、頑張らない」


時間、手間、お金・・・

全て、最低限の労力で行きたい。




で、

我が家のリビングの間違い探しは・・・

「グランドピアノを売っ払ったこと!!!」

なのです。


あ〜あ部屋が広々、すっっきりしたぁ。



昨日ブログに書いた「失敗」は、

「新品のグランドピアノを秒速で売っ払ったこと!」
なのです。


お金は沢山損したけれど

沢山考えさせられて、沢山気付けました。



むしろ神様は私にわざとお金を損させて

お金に対する執着を取ってくれているような気もしてきた(笑)




そして結局

長男はやっぱり野球はやらないと言い、

元のピアノの先生に戻りたいと言うので
また通い始めて。


次男はロボット教室に通いつつ、

別のバイオリンの先生に変えて基礎からやり直しとなりました。



これが我が家の習い事狂奏曲の
結末。

親が狂うのは、
もう、終わりました。





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最終更新日  2020.08.07 20:14:14
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