++Pecoのらくがき帳++

2007/03/17(土)08:43

『でんでんむしのかなしみ』

本(21)

 「わたしは いままで うっかりして いたけれど、  わたしの せなかの からの なかには  かなしみが いっぱい つまって いるでは ないか」  悲しみを背負って生きていることに気づいてしまった  でんでんむしの悲劇。  新美南吉というと、『ごんぎつね』が有名ですが、  この作品も、名作ですね(^-^)  誰もがこんな風に、  悲しみをそっとしまった「殻」をもっていて、  いつも、それと一緒に歩いているんですよね。  そして、その殻はきっと、「背負いきれる」大きさなんだろうなぁと思います。  この、でんでんむしのように。  ----------------------------  悲しいこととか、つらいこととか、  苦しいことっていうのは、  生きていれば、やっぱりどうしても起こるんですね。  大きい小さいは別にして。  そんなとき、起こってしまった不幸な出来事を言い訳にしている限り、  人生の豊かさは味わえない。  そんな風に、私の師、高橋先生は授業のときに話してくれます。  悲しみとか苦しみとか不安とか、  探せば探すほど、いくらでも出てくるけど、  それを消そう消そうとすると、余計につらいよね。  でも、それってほんとに消す必要はあるのかな?  悲しいことがあったとしても、  つらいことがあったとしても、  それを脇にかかえて、一緒に歩いていったっていいんだよ。  悲しみや、苦しみを脇に抱えて歩いていても、  生きている瞬間を楽しむことはできる。  だって、今、この瞬間を生きているだけで、こんなにも豊かなんだから。  って、ね。  ----------------------------  なんで、こんなことを急に書いてるのかというと、  別に何かあったわけではなくて。  たまたま今日、時間ができただけというか(^-^;A  3月の初めごろ、Serapis☆Beyさんが  「アンパンマンマーチ」を紹介されてたときに、  この内容で日記を書こうと思ってたんですが、  ちょうど、青色申告の準備をしていた頃で、  当時は日記が書けなかったんですよねー。  で、つい最近、『でんでんむしのかなしみ』を読んで、  「アンパンマンマーチ」のことを思い出したんです。    「アンパンマンマーチ」を知らないかたのために、ちょこっと抜粋。  ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪  そうだ うれしいんだ  生きる よろこび  たとえ胸の傷がいたんでも  なんのために生まれて  なにをして生きるのか  こたえられないなんて  そんなのは いやだ!  今を生きる ことで  熱い こころ 燃える  だから 君は いくんだ  ほほえんで  ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪  歌詞全文はあちこちで落ちてますが、よかったらコチラへどうぞ。  とっても勇気をもらえる歌詞なんですが、  私は冒頭の3行が特に好きなんです。  悲しいことがあったって、  つらいことがあったって、  “生きる喜び”を感じられる。  ほんとに、ありがたく、シアワセなことですね~(^-^)  ----------------------------  最後までお読みいただき、ありがとうございます♪  AEAJ認定アロマテラピーインストラクター試験まで、あと10日!  受験予定の皆さん、一緒にがんばりましょう~(^-^)/  応援よろしくお願いします~┌o ペコリ ⇒   ----------------------------  おかげさまで、会計監査は無事に終わりました~。  ありがとうございました!  ----------------------------

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