助産婦メモルの日常~Happy Birthな毎日~

2004/09/30(木)00:24

オリックスへの思い

いろいろともめた末に、オリックスと近鉄の合併が決定し、先日それぞれの球団がそれぞれの球団としての最後の試合が行なわれた。 メモルはオリックスの本拠地神戸の出身です。 ファンと言う程でもないのですが、オリックスに関する思い出は数えきれないくらいあり、合併によって「オリックス・ブルーウェーブ」という球団がなくなってしまうことに寂しい思いをしています。 阪急ブレーブスという球団がオリックスという名前で神戸にやってきたのはメモルがまだ小学生の頃でした。 「オリックス」という名前は決まってたのですが、それに続く名前を一般公募。メモルも実は応募しました。(何と応募したのかは覚えていないのですが・・・。) 神戸と言えば、海。「ブルーウェーブ」に決定しました。 神戸にやって来た頃のオリックスはこれと言った人気選手がいたわけでもなく、当時のグリーンスタジアム、今のYahooBBスタジアムはいつもガラガラ・・・。 土日は市内の小学生に外野席を無料開放。メモルもよく行ってました。球場は結構家の近くでしたから。 他にも先着○○名様に○○プレゼント、とかいう企画もあって、メモルは無料席に行ってるにも関わらず、キャップとかメガホンだとか、なぜか野菜だとかいただいてたりもしました。 そんなオリックスが変わったのはやはりイチローの登場ですねぇ。 今までガラガラだった球場が平日でも人がいっぱいになって、無料開放もプレゼント企画もなくなりました。 まぁイチローは、まだ鈴木一朗という名前で2軍で活躍してた頃から人気はあったんですよね。 かなりローカルネタですが、学園都市駅近くのダイエーのタカラブネにイチローがよくシュークリームを買いに来る、とファンの間では有名でした。 メモルもかなり至近距離で見たことがあります。短パン姿の若かりしイチロー。顔の黒さに比べて、足が白くてびっくりしたのを覚えてます。 今や世界のイチローですからね。すごいもんです。 そういえば中学生のときには、ずっと好きだった男の子と一緒に野球の試合を見に行きました。これ淡い初恋の思い出ですねぇ。 そんなオリックスとの一番の思い出はやっぱり阪神大震災の年のことですかね。 「がんばろう KOBE」と書かれたユニフォームを来て、オリックスはリーグ優勝。日本シリーズはもちろん見に行きました。サンバのおはなしにも書いてますが、残念ながらその試合、オリックスは負けてしまったんです。 でも相手チームのヒーローインタビューでオマリーが「がんばろや、神戸!」と言ってくれたんですよね。嬉しくて涙があふれました。 進学により神戸を離れてからは試合も見に行けなくなってしまいましたが、いつもオリックスの成績は気にとめてました。でもここ数年は万年Bクラス(・・・っていうか最下位・・・。)。心の中でいつも応援してました。 そんなオリックスがなくなってしまうんだ・・・。 とても寂しい気持ちです。 「オリックス・バッファローズ」と名を変え、神戸と大阪を本拠地にして新しい球団が来年からスタートします。 メモルの思い出がいっぱい、思い入れのある「オリックス」とは少し違うけど、それでもやっぱり、神戸の「オリックス」。これからもひそかに応援を続けます。 そしてきっと、この新しい球団「オリックス・バッファローズ」に、メモルのように思い出を積み重ねていく人がいっぱいいることでしょう。 平和の街、神戸。すべての方の幸せを祈ります。

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