料理を複雑過ぎにしないコツ
最近ぼくは、料理にかける費用と時間を減らしたいと思っています。そこで、16部門食事法を利用した、料理を複雑過ぎにしない方法を考えました。まず第一に、1つの料理において、1つの部門で複数の食材を使用しないことです。1日3食なら緑色の濃色野菜と緑色でない濃色野菜を食べる機会は十分にあるし、味噌汁と漬物と他の副食で別々の淡色野菜を食べることもあるし、朝食は豆腐で夕食は納豆とか、朝食はヨーグルトで昼食はチーズとかいろいろあります。また、1食で麺とパンを両方食べる必要はほとんどなく、焼きそばパンとかも高校生などを除けば食べる必要性が感じられません。特に焼きそばパンは手作りの必要性は全く感じられません。次に、むやみに部門を増やさないことです。魚と水肉と陸肉なら、どれか1つでいいし、米と粉穀類はほとんどの場合どちらか片方で良いし、茸と海藻もどちらか片方で良い場合が結構あります。芋や雑豆や種実類は無理に組み込む必要はありません。雑豆を料理に用いるのは週1回程度でいいし、種実類はデザートや間食でそのまま食べても構いません。また、料理によっては必須食材というものがあるので、その系統の食材は同じ部門における種類を極力追加しないということも考えられます。ペペロンチーノであれば香味野菜はニンニクと唐辛子で十分ですし、ピラフは玉葱が必須なのでキャベツや長葱やもやしを追加する必要性はなく、茄子やズッキーニなどの皮の色の違うものを追加する必要性もあまり感じられません。栄養学的にはたんぱく質とビタミンB1の多い枝豆は良いと考えられますが。雑穀米の雑穀の種類もあまり多くする必要はなく、どうしても多くしたければ、十六穀パックなどの混ざったものを利用するのが良いと考えられます。物によってはたくさん混ざって売られたものは原産地表示や遺伝子組み換え表示がないなど食品の危険性が高いものもあるので、注意が必要です。料理をあまり複雑にしなくても、色々な栄養は摂れます。