|
テーマ:つぶやき(12476)
カテゴリ:世相
兵庫県知事選挙で自分こそが功労者とネットで名乗り出た社長が話題になってる。これを読んで思い出したことがある。もちろん本業のうどんグルメの旅として…。
今では考えられないだろうが、昭和の御代、香川県人はうどんのことを卑屈に捉えてた。 いろいろあってブームになった。今の人達は生まれてからそうなので昔からそうだったと思うのも当然だが、当時から生きてた人たちも、記憶は美化され上書きされるらしく、過去の讃岐うどんの不遇な時代を忘れ去ってる。 田尾団長がタウン誌に「ゲリラうどん通ごっこ」の連載を始めたのが平成元年、『恐るべきさぬきうどん』が単行本化され発行されたのは平成5年。ブームになってから、自分が讃岐うどんの仕掛け人と言いふらすうどん屋さんやらその他もろもろが出現した。皆さんの努力を全否定はしないが、うどん業界が右肩下がりだったのは事実だ。香川県庁も金子知事(在任1950〜1974 悪いこともあるが、もっと評価されても良い知事と思う)の時代には知事の先導で努力してきたがブームとは関係ない。そんな中、テレビに出演して堂々と自分だとしゃべった、これぞ大阪のおばちゃんがいた。 ウィキペディアによると業績は「1997年、香川県とPR契約を結び、さぬきうどんの「セルフうどん」を食べ歩きするプレスツアーを企画。約50社の全国マスコミの共同取材を仕掛け、地元のタウン誌が取材した『恐るべきさぬきうどん』を取材資料として配布。以来3年間にわたり、『恐るべきさぬきうどん』を資料にマスメディアの現地取材を誘致し続ける」、どうです今回の社長と同じでしょ(笑)。 自ら書いてる肩書には、内閣府 地域活性化伝道師、財務省 近畿財務局アドバイザリー 兼 金融行政アドバイザリー、厚生労働省 年金広報委員会 構成員、国土交通省 JAPANコンストラクション国際賞 審査委員等など、これもこの手の輩を象徴してる記述。 ちなみに1997年は平成9年!。この人が仕掛け人なら、今は亡き勝谷誠彦さんなんかが、わしの方がと化けて出るやろな。 最後に、兵庫知事のことも書いておこう。世間ではこの点に言及してないが私は常々、首長であろと何であれ組織の長にはパワハラな人はなっては駄目だと主張している。良い人だとしてもパワハラは駄目。実績があって可愛いげがある泉房穂さんも当然駄目。「業務上の適切な指導や助言」こんな認識のうちはパワハラを繰り返す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[世相] カテゴリの最新記事
|