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テーマ:暮らしを楽しむ(390074)
カテゴリ:歌舞伎・文楽・芸能
新年も半月以上も経ってやっとこさ歌舞伎座。壽初春大歌舞伎。一昨日に夜の部、昨日は昼の部を見る。残念ながら満席とは言えない。東京だけでも4劇場で公演してるのが原因かな。
![]() まず夜の部、熊谷陣屋は定番の出来、松緑は人気はないけど歌舞伎役者としては立派な役者。何か当たり役が出来れば無敵になるな。文楽由来の狂言は安心して見られる。萬壽、芝翫、雀右衛門、歌六と揃っているのも安心感の源かな。 二人椀久は舞踊なのでよく分からない。幻想的ではあるな。 大富豪同心はテレビで大好きなドラマだけど、この脚本は下手過ぎる。歌舞伎を知らない人?ドラマを知らない人?松竹が隼人をスターにするためにも、歌舞伎として定着させるにも脚本の練り直しが必要だろう。 ![]() 昨日の昼の部。 対面、吉例だから安心してウトウト。ちょっと配役が軽いかな。 陰陽師、何かよく分からない芝居。完全に睡眠時間。松本白鸚は声が出ない、歩けないからあの演出になったのかな。 封印切。鴈治郎と扇雀が交代で忠兵衛と八右衛門を演じる。兄弟だから息は合ってるが、親子の方が相性バッチリだった気がする…。昨日は扇雀が忠兵衛。近松の冥途の飛脚を改作して歌舞伎では恋飛脚大和往来として演じられる。原作では思いやりのある八つぁんが悪い人に描かれてる。 ![]() どちらの部も新作一つに義太夫一つにあと一演目。松竹も幅広い客層をつかもうと試行錯誤をしているように思える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.21 12:46:35
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