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テーマ:重要文化財を尋ねる(289)
カテゴリ:国宝・重文
昨日は午後に、国際博物館の日で観覧料が無料の香川県立ミュージアムの特別展「高松城─海にのぞむ城のものがたり─」へ。
![]() 重文は、新羅三郎義光の佩刀とされ、甲斐武田家、徳川将軍家を経て、水戸光圀から高松松平家初代頼重に譲られた太刀 銘 真守造(個人)と頼重が伯父の紀伊藩主頼宣の死去を弔ったのに対し、その子光貞から贈られた太刀 銘元重(県立ミュージアム)。他に公文録(国立公文書館)から城郭楼櫓撤去ノ儀伺・全国元藩々城郭等処分ノ儀申立。 ![]() 特別展のタイトルが皮肉と感じるのは、今、高松城の景観と遺構を破壊してるのは県民ホールとミュージアムであること。今後いつかは来るであろう建替えの時には撤去してもらいたい。 ![]() 平城が町の市街化につれて破壊されていくのは必然の流れだろう。また(高松城は違うが)よくお城の中に市役所や県庁があることは歴史から止むを得ないと考えてる。でも少し開発に制限をかけたり遺構を良好な状態で残すことは市民(高松市民という意味じゃなく)の意志があれば出来るはずだ。その市民の何人かは天守閣復元ということだけにとらわれてることが、情けないことと私は考える。城=天守閣ではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.19 08:06:28
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