|
テーマ:重要文化財を尋ねる(289)
カテゴリ:国宝・重文
昨日の昼は京博、「美のるつぼ」展の3回目。大別して前・後期に分かれててそれぞれ見たので、後期の後半今さら目新しいところはなかったが、昨日も書いたが一昨日法隆寺に行ったのでその流れで。まぁ京博は清風会会員なので只で何回も見られるし…(笑)。
![]() 雪舟の天橋立図なんか大阪市立に行ったり戻ったり大変なことで…。 ポルトガル国印度副王親書(妙法院)は久しぶりに見た。 目玉と言えば、宗達の国宝 風神雷神図屏風(建仁寺)と抱一の重文 夏秋草図屏風(東博)が同一のフロアで展示されてること。風神雷神図を光琳が模写してその裏に抱一が秋草図を描いたというエピソードからなかなか感慨深い。夏秋草図は何度も見てるけど未カウントだったし(笑)。 ![]() 交流をテーマの美のるつぼ展なかなか考えた展示だったが、関西で開かれてる大規模博覧会では体感として一番入場者が少なかった。会場の大きさとか動線にもよるので実数は分からないが、入館の行列もなくやはり教科書で見た国宝が並ぶとかとはインパクトの差があるんだろう。昨日展示されてた国宝15点ではやはり少ないな。 今回の京博・大阪市立・奈良博の3会場での展覧会それぞれ3回見たが、国宝としてめったに見られないものはわずか数点だけ。京・大阪・奈良で三国宝展として協力してそれぞれに縁のあるもの普段見られない国宝を展示した方が興行的にも私的にもよかったと思う。 ![]() 雨のせいか人がだんだん多くなり鑑賞する環境から外れてきたので3時間ほど滞在する予定を切り上げ1時間ほどで退散。その時発券場所は大混雑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.15 10:20:30
コメント(0) | コメントを書く
[国宝・重文] カテゴリの最新記事
|