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テーマ:ココロ(1186)
カテゴリ:夫婦、男と女
観てきました!
確かに、描写はかなりなものです。 でも、そんなこと以上に、深~~~~い。 この幸せをここで止めて、もう死んでもいいと思う32歳の人妻ふゆかと、 その通りに情事の最中に殺してしまった40過ぎの愛人である作家。 これは殺人罪なのか、それとも嘱託殺人?自殺幇助? そんな、検察官と弁護士の戦いとともに、 回想されていく二人の出逢いから破滅まで。 そして、そのバックグラウンドにある現代の日本社会。 夫も妻も、子供も、検察官も……登場人物それぞれが抱える切なく苦しい心の問題。 いろいろなことを考えさせられた映画でした。 老若男女を問わず、たくさんの人に見てもらいたいけれど、 中年以降じゃないと切なさは理解が難しいかな~ 40代から50代の友人4人で観ましたが、 私たちは大泣きしました。 作家の馴染みのバーのママが言った忘れられない一言、 「世の中にはね、子供を何人産もうとも、 それからエクスタシーを感じられるようになる女はいるし、 一生感じられない女もいる。 それを感じさせられる男もいるし、 感じさせられない男もいる。 まあ、私はそれで、子供も家庭も失って、 こんなになっちゃったけどね……」 感じる、感じさせる・・・ テクニックではないですよ(念のため) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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