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カテゴリ:ココロ
夫婦、パートナー、恋人、親、子供など、
自分にとって大切な身近な人ほど、 私たちはいろいろと気になるものですよね。 身近な人の行動や考え方に不満を持ってイライラしたり、 こんなことをしていて、この先どうするつもりなのかしら?と不安を感じたり、 どうしても見ていられなくて、 大切な人だからこそ見過ごせなくて、 つい口出ししてしまうことがありますよね。 その結果、アドバイスしたつもりが口論になってしまったり(>_<) はい、私も懲りずにやってしまうことがあります(^_^;) でも、残念なことに、その相手自身はな~にも問題とは思っていなかったり、 ぜんぜん困っていない時は、 その人は決して変わろうとはしません。 だからと言って、相手を何か困らせて、問題に気付いてもらおうなどとしたら、 それはもう喧嘩を吹っかけているようなもの。 大爆発されるか、 どこかへ逃げていってしまうかもしれません(-_-;) 自分自身に置き換えてみたらどうでしょう? 私たちだって、自分は何も問題と思っていない時に、 誰かに「おかしいよ!あなた変よ!」と指摘されたり怒られたりしたとして、 果たして素直にその指摘を聞き入れるでしょうか? 聞き入れるどころか、憤慨して、反発して、 ムキになって今まで通りを続けるか、 もしかしたら指摘した人に対して、 これ見よがしに、もっともっと見せつけるかもしれませんよね。 だって、問題だとは全く思っていないのですから。 つまり、自分にとっては本当に大切な人であろうと、 たとえ血のつながった家族であろうと、 自分以外の人を無理やりに自分の思うように変えることは 不可能なんですよね。 自分と自分以外の人とは、 欲することも、何が正しい、何が間違っているという価値基準も 残念ながら、それぞれに違うのですから。 この「自分以外の人は変えられない」は、 もうさんざん聞き飽きた言葉かもしれませんが、 でも私たちはついつい忘れてしまいがちです。 そして、懲りずにまたしても誰かを変えようとしている自分に気づくことがあります(-_-;) 私もしょっちゅう(^_^;) そんな時は、 どうして自分はこのことが気になるんだろう? 今起きていることの何が嫌なんだろう? 何を心配しているんだろう? 何が許せないんだろう? 原因は相手にあると、相手のせいにして、 私は今、何が不安なんだろう? 何を怖れているんだろう? 何にイラついているんだー!!!??? そんな風に自分に聞いてみると、 イライラや不安から抜け出すドアが見つかるかもしれません。 そうして出てきた答えらしきものの中に、 目の前に起きている、とてもとても気になって気になって仕方がない問題の 根本原因の手がかりが隠れているものなのです。 つまり根本原因は自分の中にあるわけです(@_@;) そんなはずはない!と思うかもしれませんが、 実は、根本原因は自分自身の中にある思い込みやこだわりや 過去の出来事の記憶などなどです。 こうあるべき、こうするべき、 こうに違いない、こうに決まっている、 絶対こうだ! これが正しい! などなど あなたの法律、あなたのオリジナル宗教のようなもの(^_^;) また時には、過去に起きた出来事によって味わった嫌な感情、 心の奥底にしまいこんだままになっている、 その時に飲みこんでしまった嫌な感情が 今、気になっている問題に対して抱いている嫌な感情と一緒になって 強烈に襲いかかってきて、自分を苦しめていたりします。 それらの自分の中の根本原因を認めたり, ずっと持ち続けてきた嫌な感情をわかってあげて、 それを吐き出せるだけ吐き出して過去のトラウマを解決することで、 目の前の問題が気にならなくなったりします。 それどころか、目の前の気になっていたことが、 いつのまにか消えてしまうことさえ、よくあります。 本当に不思議なのですが、 そんなことが起きてしまいます(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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