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~佐藤家自宅~ 「ただいまぁ!」 「って,誰もいないよねぇ・・・」 そういって,少年は靴を脱ぐと,自室へ向かった。 ガチャ 「よぅ」 「!?」 誰も居ないと思い,部屋に戻ると,兄が居たらしい。 「あ,兄貴・・・驚かさないでくれよ・・・」 「あー,今ゲーム中・・・って,また死んだよ・・・」 「ん?兄貴・・・何してんの?」 「え? スペランカー」 「・・・は?」 「ほら,スペランカー。知らないの? ぁ,また死んだ・・・」 「なんだよそれ・・・ってか,兄貴!!俺の部屋にファミコンなんて無かったよ!?」 「うん。持って来たよ。暇だったから。 あー,死んだー」 「何で俺の所で・・・」 「まぁまぁ,いいじゃんよ。 うーん・・・やられた・・・」 「・・・兄貴死にすぎ。」 「んー,難しいんだよ。一回やってみ?」 「う,うん。(話そらされた・・・?」 ・・・兎にも角にもゲーム開始。 「まず,ゴンドラから降りなきゃ・・・ えいっ!(十字右押し」 死 「・・・(呆然」 「ジャンプしなかったな・・・ 隙間に入ったら落ちて死ぬ。スペランカーの基本だからな」 「く,くそっ・・・てやっ!!(ジャンプして降りる」 「あれを取れば得点だ。」 兄はそういって,すぐ先にあるドル袋を指差す。 「・・・っと,500点ゲット!」 「がんばれ,目標は5万点以上だ」 「・・・。 ぁ,次はエレベータみたいな・・・」 「あ,あれな。 上手くやらないとまた痛い目見るぞ?」 「大丈夫大丈夫・・・アクションは得意さ! よっ!(ジャンプして↓方向にいくエレベータへ) ほっ (ジャンプして↑方向へ行くエレベータへ) そしてかっこよくジャーンプ!!(だいぶ上からジャンプ」 死 「・・・な?いったろ?」 「・・・(呆然」 「コイツは超貧弱でな。ちょっとでも高度があると死ぬ。」 「さ,先に言ってよ・・・」 「まぁ,おもしろいから良しなんだけどな」 「・・・」 今度は慎重に行く少年。 慎重に降りて次へ行く。 「コインを取って1000点ゲット・・・と。 ロープがあるよ?」 「あぁ,ジャンプで掴め」 「掴みました・・・と。んで?」 「上キーで登って,ジャンプで降りる」 「上キーで登って・・・(上押し)ジャンプで降りる・・・(ジャンプ)」 死 「!!??」 「ぁー,死んだ・・・ んま,まずまずって感じだな。 ちなみに,死んだのは高度が高かったからだな。」 ~GAMEOVER~ YOUR SCORE 1500 HIGH SCORE 50000 「・・・こんなゲーム嫌いだっ!!」 コントローラーを投げ出す少年。 「・・・んー,クソゲーはこれくらいじゃないとなー」 そう言うと兄は静かにファミコンの電源を落とした。 「・・・クソゲー?」 少年は聞いた事の無いその響きに,疑問を抱いた。 ――――――――――ゲームの紹介―――――――――――― ~スペランカー~ 1985/FC 古代のお宝を求め,超貧弱青年(ココ重要)が,地下へ潜る超アクションゲームなのだ!! ちょっとしたくぼみや,ちょっとしたでっぱりでも死んじゃうぞ♪ やめとけばいいのに・・・なんて言葉は禁句で!! 皆も主人公と一緒に地下へ潜ってみよう!! ちなみに,フィクションですよ? ぁ,ゲームはしましたよ。スペランカー。 本当に死に飽きるくらい死にました・・・(滅亡 と,一つ・・・ 古いなんていわないでくだs(滅亡 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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