世界の名作1 吾輩は猫であるこれを最初に読んだのは、中学生の時。教科書に一部が載っていたのですが、それがすごく面白くて、全部読みたくなりました。漱石だと、こころとか道草とかが彼の本質みたいな言われ方をしたけれど、僕は、新聞の連載という過酷な条件の中であれだけの文章を書けた彼の豊富な知識と、ユーモアとシリアスの使い分けに感動していました。どっかのおせっかいに剽窃だと揶揄されて筆を折ってしまいましたが、残念です。もっと続いて欲しかった。僕は高校時代に某○会の添削を受けていましたが、そのときのペンネームは迷亭でした。彼のような知識豊かで気楽に生きることが、僕の目標で、苦沙味みたいな先生になるのが夢でした。ははは。 2 パレアナ、パレアナの青春 アニメではポリアンア物語として、かなりの人気を集めました。パレアナという主人公が、何でも喜ぶという遊びを使って周りの人々を幸せにしていくという作品です。アニメで主人公の吹き替えをした声優さんも、収録のたびにうれしい、うれしいと繰りかえすうちに、自分も幸せになったといっていました。僕も毎日、朝のトイレで、いい場面を読んでいます。 辞書にパレアナイズムという言葉が載ったそうで、新しい言葉を作った人としてポーターが紹介されています。いい作品をありがとう。 ジャンル別一覧
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