歴史小説歴史小説にはまったのは、大学を卒業した頃です。ただ、お金がなくて、ほとんどは図書館から借りて読んでいました。大学時代はいわゆる教養として、世界の文学の子供版で読んだのをちゃんとした内容で読んだりしましたが、卒業してからは、無味乾燥な法律の勉強の息抜きに歴史小説を読んでいました。結論がわかっているので、気楽に読めるんですよね。で、中古本屋に通うようになってから、昔読んだ本を集め始めました。結構内容を忘れているので、新たに読んでいるような気分です。きままに更新していきます。池波正太郎 「真田太平記」 最初に読んだときは、真田10勇士もでてこないし、ピンと来なかったのですが、数年前、大学の友人と話していて話題になって、じゃあと思って買い始めました。で、読んでみるとすごく面白いんです。大人になったからかなあ。特に、兄の信幸(信之)を中心においたのがいいですね。他に、『夜の戦士』 『蝶の戦記』 『忍びの風』 『忍びの女』 『忍者丹波大介』 『火の国の城』『真田騒動 恩田木工』など、忍びモノをたくさん読みました。難点は、同じ名前の主人公がでてきて、違う活躍をするところです(笑)。奥村弥五兵衛とか、お玉とか、何回死んだんだろう(笑)。 さて、この方の作品で有名なのは「鬼平」「剣客商売」「仕掛人梅安」です。 僕もようやく全てを読みました。おかげで、今はこちらのほうを読み返すほうが多くなりました。それくらい面白いです。これらはドラマ化、コミカライズされていますが、脚本家によって結末が違っていたりして、それはそれで楽しめますよ。 司馬遼太郎 「梟の城」「竜馬がゆく」「功名が辻」「国盗り物語」など。 この方の歴史観には、賛否両論ありますが、僕は娯楽作品として楽しく読みました。特に、国取り物語などは、結果がわかっていてもワクワクしながら読めますよ。 山岡荘八 「徳川家康」「異本太閤記」「伊達政宗」「将軍家光」など。 コミックのところでも書きましたが、この方の歴史観が一番好きです。特に平和とか泰平についての考え方が好きです。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|