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先日のブログで芸術むら公園は目玉となるような施設がないのに週末になるとにぎわうと書き、フィールド・オブ・ドリームスを思い出したと書きました。そのときにセリフを引用しようと思って録画したのをレコーダー内から探そうとしたら見つかりませんでした。ネットがいつ切断されるかわからない状況なので省略しましたが、気になってメディアをセットして見返しました。
主人公はモロコシ農家を営み妻と子供を養う中年の男性です。ある日、天の声を聴きモロコシ畑を潰して野球場を作ります。すると、往年の大リーガーが表れるのです。細かいストーリーを書くと長文になるので省略しますが最後に大リーガーを目指していた若き日の父と会うのです。自分が若い頃に父に反発したものの中年になって父の気持ちが理解できたとき、若くて希望に満ちている姿と会い、今の自分を父にみせることができ、その父と和解するという最高のエンディングです。 この映画は公開当時、映画評論家のおすぎさんが人生でこの一本を見つけたと語り吉田拓郎さんや小室等さんが号泣したと語った名作です。僕も大学時代の友人と映画館に見に行きました。この映画を見て吉田さんは故郷を訪ねたそうですし小室さんは若い頃父と仲が悪かったから語ったら泣くよといいました。おすぎさんは当時は今ほど認知されない性癖でしたから父に申し訳ないという気持ちがあったのでしょう。誰もが多かれ少なかれ親不孝をしていますが、そのときは自分の事で頭が一杯で親の気持ちなんて考えもしないものです。自分が親と同じ世代になったときに自分が子供だったときの親の気持ちを思うと、そりゃ泣けますよね(^^) モロコシ畑を潰して野球場にすることで経営が悪化して義兄から農場を手放せといわれると著名な作家が「みんなやってくる。本能に導かれて過去を懐かしむという純粋な気持ちで。一人20ドル。喜んで払うよ。失った安らぎをえるために」といいます。これを言いたかったんです(^^) この映画の最期は長蛇の列をなす車のヘッドライトです。芸術むら公園も週末になると駐車場に車が結構停まっています。みなさん芝生にシートを敷いてノンビリ過ごしています。花の時期だけではありません。今の時代だから、こういう景色に本能的に惹かれるのでしょう。しかも、芸術むら公園はタダですし(^^) この映画は最後に流れる音楽もいいんです。残念だったのは字幕の翻訳が変わっていること。同じ内容でも翻訳次第で感じ方が変わりますね。映画館で観た時の字幕バージョンで放送して欲しいなあ。 この映画のエンドロールもいいです。天からの声は「Himself」。そして一番最後に「for our parents」。エンドロールをカットしつつ本編ノーカットで放送する局では絶対に放送して欲しくないですね(^^) さて、昨日はハードだったので今日はしっかり休養しました。明日から頑張ります(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.23 18:16:03
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