私の行きつけのスーパー、愛しのカルフールは安いものが盛りだくさん。
もはやパトンにおいてカルフールのない生活など考えられないほど。
あそこが出来てまだ2,3年しかたっていないけどその前は自分はいったいどうしていたんだ??と思うほど依存している。
何がそんなに好きなのかというと、それにはいろいろな理由がある。
今までタウンに行かなければ私たちパトン住民は地元の人が買うような値段で生活必需品を買うことなんてできなかった。
ここにはパトン価格というものがあって、タイ人であっても通常の値段よりすこーしだけ高い値段を払って今までは肉や野菜、洗剤やシャンプーなどを買っていたのだ。
ところが。
カルフールが出来てからというもの、タウンと同じ値段、いやそれ以上に安い値段で買い物ができるようになったのだ。
実際に何が安いかというと、洗剤やボディーシャンプー、柔軟剤はしょっちゅう1個かったら1個フリーというのをやっている。
これはすごいシステムで、同じ値段なのに1つ買うともうひとつはタダで、ようするに2つで1個分の値段で買えるのだ。なんかすごくないですか?このシステム。
我が家のように4人家族や5人家族のように家族の多い人間にとってシャンプーなどの消費は案外馬鹿にならない。
そんなときこれはもう大活躍。
娘は紙おむつはもう離れてしまったが、カルフールでよく紙おむつもこのシステムで激安になるので以前はずいぶんお世話になったものである。
これは生鮮食料品もやっていて、牛乳やヨーグルトなどは賞味期限が近づいたものをほぼ毎日1個かったら1個フリーで提供している。
野菜類は安く、市場で買うのよりはるかに安い。
例えば市場が玉ねぎを1キロ35Bぐらいで売っているものをカルフールは時として1キロ11Bで売っている。3分の一の値段だ。
そして、なんと言っても日本人の私たちの超目玉商品は期限近くなった食材を1個かったら1個フリー+値下げ価格で投げ売りする時。
これはなかなかに買い時を見極めるのが難しい。
タイ人、日本人共に人気のある商品は値下げなしの1個かったら1個フリーで完売してしまうこともある。マヨネーズ、インスタントみそ汁などはなかなかの売れ行きだ。
逆にソース類とか焼肉のたれなどはタイ人が見ても使用目的が分からないため、1個かったら1個フリーでも売れ残るパターンが多い。
これはさらに値下げする可能性があるためすぐに買ってはいけない。
勿論本当に欲しかったらぜひこの段階でも買って下さい。笑
しかし節約生活中の私はこの段階ではまだ辛抱。
そんなわけで掘り出し物を掘りにちょくちょく足繁く通っている私だが、先日は偶然にもかなりの掘り出し物を発見!
お友達のFちゃんファミリーと一緒だったのだが、1個かったら1個フリーに加えさらなる値引きが!
エバラ焼肉のたれ2個で55B!そこにはタイ語で本当は1数十B(数十Bはいくらか忘れた)残りたったの55Bと書かれていた。
かどやのねりゴマ2個で78B!本当の値段は1つ155Bだった。
おーいお茶濃い味、2本で41B!
どれもこれも日本から持ってくるには重いものばかり。しかも賞味期限が迫っているとは言え日本より安い投げ売り状態。
ありがたく飛びついてFちゃんとともに早速かごに投入。
以前二ランちゃんがこのおーいお茶濃い味を飲みたがっていたので2セット購入。
ところがレジのところでさらなる驚きが。
Fちゃんは難なくレジをクリアーしたのだが、問題は私の番。
2個で55Bになるはずの焼肉のたれが79B、おーいお茶は84Bになっておりさらなる値引きがされていない。
安ささらなる安さを求め少々恥ずかしかったが、
「ここにはこう書いてありますが」
と言ってみる。
しかしこの店員。面倒くさいようで
「でも、この値段が出てくるので」
といって引き下がらない。きっと心の中で
「面倒さいな、このケチな日本人」
とでも思っているんだろうな。そうです、ケチです。だってこの値段だから買おうと思ったんだもん。
私も負けずに引かず。
仕方がなしに店員はマネージャーを呼ぶ。
そこから延々約20分。
子供たちと立ち尽くす私たち。。。
ついにマネージャーは商品を再び持ってやってきた。
何やらレジを操作する、41Bと出てきた。ふむふむこれはおーいお茶の1セット分。
??
「はい、終わりました」
とマネージャーはいう。
??
ええ?
もう1セットのお茶と焼肉のたれは売ってくれないってこと?
「あのーこれも売ってほしいんですけど。。。」
というとマネージャーは
「はい、大丈夫です」
という。意味がまるでわからない。
よくわからないというような怪訝な顔をしたら
「はい、なので差し上げます」
という。
は?
よくわからないが、いろいろ操作したけどついにあのマネージャーは面倒くさくなったのかちゃんとした値段が出てこない商品の3つのうち1つだけを徴収してあとは全部くれるのだという。
「さ、やっぱり駄目ですって言われる前に早くかえるよ!」
と子供たちを急きたて、大急ぎで帰路に着いたのは言うまでもない。
いただいたものたち。